2012年1月30日月曜日

NPO経営に関するセミナーを受講しました。

1/14、21、28のそれぞれ午前中2時間半、某コンサルティング会社によるNPO経営に関するセミナーを受講しました。

神奈川県はNPO支援に注力していることから、無料でしたが、「ただほど高いものはない」という言葉と相反して、考え方の面で有意義でした。

NPOの経営も企業経営も「ヒトモノカネ」の充実と好循環、広報の仕方等基本的考え方は同じす。異なるのは、「非営利」か「営利」かということですが、NPOといえども赤字では続かず、又、起業家精神という意味では、経営資質はむしろ、NPOの方が重要であるように思えます。

強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)を分析し、経営戦略を考えるSWOT分析、市場(customer)、競合(competitor)、自社(company)を考え、経営戦略を考える3C分析、顧客の注意を引く(Attention)、顧客に商品を訴求し関心を引く(Interest)、顧客に商品への欲求があり、それが満足をもたらすことを納得させる(Desire)、顧客に行動を起こさせる(Action)
というAIDMA分析等30年近い会社生活において、OJT(On the Job Training=実践勉強)、社内研修、自費で勉強したビジネススクールでの勉強を通じて、常に考えてきたことですが、ベンチャー的要素を多く持つNPO経営においては、必要不可欠であるのを再認識しました。

又、広報、資金集め等先進NPOの事例の紹介がありましたが、これを如何に音楽事業に応用し、斬新な施策に結びつけるかが当面、至上命題です。

そして、具体的なヒントを得て、きっかけを掴み、いい方向に向けていく為には、常日頃から考えていることが肝要でしょう。偉人と比較するのは甚だ僭越ですが、ニュートンがリンゴの落下を見て、万有引力の法則を発見したこと、アルキメデスが風呂に入り、体積の測り方を思いついたこと等そうした例は多く見られます。私が生業としている音楽においても、大作曲家の楽想も同様です。

何事も順風満帆ということはないでしょうし、それでは面白みもないでしょう。相撲に例えれば、15戦全勝では負ける悔しさがわからず、勝ったり負けたりして、8勝7敗で最後に勝ち越すのが深い人生につながると信じています。三百六十五歩のマーチの歌詞にある「三歩進んで二歩下がる」で前に進むことでしょう。

おかげさまで、このセミナーを通じて、人のつながりも拡大してきましたし、これからも確固たる軸を持ちながら、しなやかに柔軟に社会と接し、自己成長に努め、夢に向けて邁進していきます。

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