ケア・ラポート野間殿にて、14回目となるコンサートを開催させていただきました。今回は、季節は既に秋ですし、甲子園の高校野球が終わりましたが、まだまだ暑い日が続いており、夏にちなんだ歌について、トランペット演奏をお聴きいただき、皆様と一緒に歌い、楽しい時を過ごさせていただきました。まず、「ふるさと」をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めていただきながら、朗読のあと、歌っていただきました。そして、「幸せなら手をたたこう」で、手足の動きも交えて、音楽を楽しんでいただきました。
そして、メインは夏にちなんだ歌、「夏は来ぬ」「うみ」「しゃぼん玉」「かもめの水兵さん」「浜辺の歌」「夏の思い出」「知床旅情」をトランペットで演奏し、皆様と一緒に歌いました。「この曲ができたのは明治、大正、昭和のいつでしょうか」といったクイズ、曲にまつわるエピソード、作曲家の紹介、イントロ当てクイズを交えて、トークも楽しんでいただきました。
最後は、坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を大合唱で締めました。
この施設に、このコンサートは毎月の定番行事にしていただいており、顔なじみのお客様も多くなりましたし、とにかく皆様、お元気、お客様の笑顔は実に嬉しいもの、素直に嬉しかったです。終演後、「楽しかった」「音楽はいいね」「また来てね」といったお声をいただきました。この言葉、本当に嬉しいものですし、正に、演奏家冥利に尽きます。