2012年10月29日月曜日

デイサービス施設の実習でピアノを弾かせていただきました。


今日、デイサービス施設の実習に行きました。スタッフや利用者の方々と話している内に、私が音楽の専門家であることがわかってしまい、ピアノを弾く羽目になりました。当然、譜面は持っておらず、暗譜しているショパンのノクターン第2番を弾き、更に、体操の時間には、それにマッチしたシューベルトの即興曲作品90-4(これも暗譜していますので)を弾きました。

利用者数名の方から「また来て下さいね。毎日でもお願いしたいです」と言われ、スタッフの皆様からも、半分お世辞もあるかもしれませんが、「生の演奏を聴け、感動しました。部屋の外で聴こえたきたのですが、CDかと思いました。今度は演奏しに来て下さい」と言われました。施設長ともお話させていただきましたが、こうした生演奏による感動を与えるという草の根活動にも頑張ります。

肝心の実習ですが、スタッフの方からは、「積極的に、利用者目線で親しく話しており、いい感じだと思います。ただ、もう少し話のペースを落とすと、もっと喜ばれると思いますよ」と言われました。私の長所と短所が出ていると思います。自己成長に精進します。

2012年10月28日日曜日




写真は、10月27日に、今シーズン初めてラグビー観戦した時のものです。

福岡では、トップリーグは数えるほどしか試合がありません。私が長い間ファンクラブ会員として応援しているサントリーサンゴリアスの試合は毎年1試合程度です。福岡移転までは、トップリーグ、大学ラグビーを中心に、年間10数試合観に行ったのですが、その面ではちょっと寂しいです。

その意味で、楽しめました。試合は福岡サニックス対サントリー、九州電力対NTTドコモの2試合でした。

サントリーサンゴリアスは若手主体でしたが、圧勝、よかったです。

又、写真の方々はサンゴリアスOBでサントリーの社員の方々です。この試合の応援団長をされていました。現役時代から親しくさせていただいており、久々にお会いし、懐かしかったです。近況報告もさせていただき、「トランペットおじさんよ、永遠なれ」と激励されました。嬉しかったです。

サンゴリアスOBで福岡勤務が4人おられ、名刺交換もしました。ラガーマンは好青年が多く、実に爽やかな気持ちになります。こうして懇意にさせていただき、実に有意義です。。「スポーツ&ミュージック」でもお世話になりたいものです。

やはり、感じるのは、ラグビー精神である”All for One, One for All"、ノーサイドの気持ちです。

生演奏が一番であることを再認識しました。

ヘルパー2級資格を取得し、思いやりの気持ち、愛情を持った仕事を行なうことにより、更に人間成長に努め、音楽性の向上、活動活性化との相乗効果を目指しています。

既に筆記試験は終えており、10月16日~26日の平日9日間の日中、講座を受講し、10月29日、30日、31日、11月2日に現場実習を行ない、資格取得となります。

10月26日には、講座の中で、レクリエーションの練習があり、当然ながら、私はラッパとキーボードを持っていき、「ふるさと」と「幸せなら手を叩こう」を演奏し、皆で歌いました。20名くらいの受講生ですが、「ふるさと」のラッパで、数名涙を流していました。私レベルでも、音楽に詳しくない方には感動を与えられるということは、やはり生が一番ということでしょう。

それにしても、演奏に感動していただくのは演奏家冥利に尽きます。

2012年10月20日土曜日

「おんがくっ子塾 -身近な楽器と歌で皆ミュージシャン-」



10月20日(土)に「おんがくっ子塾 -身近な楽器と歌で皆ミュージシャン-」の本番を博多市民センターで開催しました。

内容は少年少女合唱団みなみのパフォーマンス、那珂川相撲甚句の会の相撲甚句披露、音楽療法アンサンブルポコ・ア・ポコの大正琴アンサンブル演奏、アンデス民族音楽団体フォルクローレのみなみとのコラボも含めた演奏でした。3部構成であり、私が各々の始まりにトランペットのアカペラでソロファンファーレを演奏させていただきました。

ファンファーレ、1部はアンデス民族音楽にちなんで、「コンドルは飛んでいく」のメロディーを基本に私が作曲した曲を演奏、2部は邦楽的要素を入れたこれも私のオリジナル曲、3部はクラークの「トランペットボランタリー」を演奏しました。おかげさまでエンジョイして演奏できました。

アンデス民族音楽、相撲甚句、大正琴アンサンブルはなかなか普段耳にすることがなく、お客様に喜んでいただけたようで、よかったです。

ただ、集客が課題であり、対処していきます。

写真は終演後のフォルクローレとの写真です。

2012年10月15日月曜日

第2回スポーツ&ミュージック-相撲-

11月27日(火)19時~(於:博多百年蔵)開催の「第2回スポーツ&ミュージック-相撲-」のチケット販売が開始になりました。

今回は、懇意にさせていただいており、現役時代からの大ファンである元関脇富士櫻の中村親方にご登場いただき、礼儀の大切さ、思いやり、毎日コツコツ努力することが大いなる成果につながること、四股等健康にいいこと等音楽との共通点を私が司会進行させていただきながら、お客様にお伝えします。中村部屋は中卒の日本人力士のみですが、昨今の外国人や学生相撲出身者が主流になってきている現状と課題等についても語っていただきます。

コンサートでは、親方のご子息のプロシンガーソングライターの中澤信栄さんによるポップスライブ、九州唯一の相撲甚句師範の玉田弘さんによる甚句披露、九州トランペット協会によるトランペットカルテットを楽しんでいただき、最後に、国際化傾向が顕著な相撲に相応しく、三者一体となったコラボ演奏を行ないます。

是非、お客様にも出演者にも意義のある楽しいイベントにしたいと思います。是非、お越し下さい!

九州トランペット協会総会

先日、私の師匠が会長を務められている九州トランペット協会の総会に出席しました。8月決算であり、年度替わりに伴う定例の会ですが、感じたのは、斬新な企画づくり、資金対処、広報等MDCと同じ課題を持っていることです。

この会は九州全域のプロ奏者が集まり、アマチュアに対するイベント等を開催しています。海外も含めたトップ奏者による公開クリニック、サマーキャンプ、トランペットフェスティバル等です。

MDCとの連携も含めて、活動活性化していきたいと思っております。具体的には、11月27日の「第2回スポーツ&ミュージック-相撲-」において、トランペットカルテットを披露します。私自身、プロ奏者と一緒に演奏でき、有意義です。

福岡共助社会づくりフェスタ

土日にタイトルの催しが福岡市役所前の公園とアクロス福岡で開催されました。

いろいろなNPOがブースを構えて、活動を紹介しており、更に、アクロスでは音楽イベント、セミナーも行なわれました。

NPOのブースについては、音楽普及活動に関連すると思われるところいくつかに寄らせていただきました。是非、今後、お互いにとって意義のある具体的な企画、普及活動につなげていきたいと思います。

感じたのは、MDCはまだまだ組織として成り立っていないということです。おかげさまで、福岡移転後、外部にはいろいろな協力者、協力団体が増えてきました。しかし、内部に協力者はできていません。大きな課題であり、対処していきます。

又、ファンドレイジング(寄付金獲得)のセミナーを受講しました。感じたのは、企業の経営戦略もこうした活動も、顧客ニーズに合致した商品(企画)づくりをベースにした広報、資金戦略が必要であるという意味で、普遍的であるということです。真帆の杖はなく、試行錯誤をしながらも実践していきます。言えるのは、企業人の経験と音楽を専門的に勉強した強みを活かせるということであり、やるしかありません。

「聞く力」

タイトルは文春文庫の阿川佐和子さんの著書です。

どうも、私はつい喋り出すと止まらないことも多々あり、「スポーツ&ミュージック」でトークショーの司会進行をさせていただいていることも含めて、改善する必要があると考え、読んでみました。

司会進行という仕事を主体に書かれている本ですが、基本の柱を三つ持つころ、臨機応変に対処しながらも基軸は忘れないこと、相手の気持ちをよく考えて接すること等考え方として、勉強になりました。

大切なのは、人間としての心、思いやり、自分の軸をぶらさないこと、機転等矛盾しているように思えることを共存させることであるというのが結論です。勿論、理論は重要ですが、それにとらわれるのでなく、実践でもまれ、成長していくことが大切でしょう。

一層精進します。

2012年10月1日月曜日

スポーツと政治

私はここ10年くらいすっかりゴルフとは縁がありません。25歳で始めてから、10数年やり、一時はかなり凝っていた時期もありましたが、どうも球技は苦手であり、上手くならないこともあります。

昨日、久々に、じっくり日本女子オープンをNHKで観ました。優勝は中国選手、上位に韓国選手も多く、今の政治問題が気になりましたが、その影響がなく、その意味で、よかったように思えます。

オリンピックは平和の象徴と言われますし、ちょっと前の日韓共同開催のサッカーのワールドカップ等スポーツは国境の壁を超えたすばらしいものです。

音楽も世界の共通語と言われる通りです。MDCは「ジャンルの垣根を超えた音楽普及」が理念の一つです。10月20日の「アンデス民族音楽、邦楽、西洋音楽コラボコンサート」が近くなり、気持ちを新たにしました。又、11月27日の「第2回スポーツ&ミュージック -相撲-」でも、コンサートの部では、国際化傾向が顕著である日本の伝統武道の相撲にちなんで、ポピュラー、相撲甚句、西洋音楽が一緒になったコラボ演奏を最後に行ないます。「音楽は世界の共通語」であることを発信したいと強く思っています。

「君よ憤怒の河を渡れ」

タイトルは1975年封切りの高倉健主演の映画です。無実の罪を着せられ、列島横断し、最後に、自ら危険を犯しながら、無実を証明する検事のストーリーです。

高校2年の時と今では当然、受ける印象も違いますが、「法では裁けない心がある」「男には命懸けで人生を賭ける時がある」等ですが、気持ちを新たにしました。

そして、それに加えて、偶然知り合った女性のサポートがなくてはできなかったことが頭に残っています。私もそうありたいものですが、これは自助努力だけではどうしようもなく、どうすればいいか!と思ってしまいました。

再び政治と文化芸術

昨晩、NHKの「らららクラシック」でN響の中国公演を観ました。曲は高校、大学、アマオケで何度も演奏しているチャイコフスキーの5番のシンフォニーでした、

指揮をされた尾高忠明マエストロが「中国と日本は2000年以上前から付合いがあり、漢字を使いながらも、会話ができないものは勿論、いろいろな問題が出ている。しかし、たかだか200~300年程度の歴史しかない西洋音楽で気持ちを分かち合えるのを強く感じた」という言葉が印象に残りました。今の政治問題で、いろいろな悪影響が出ていますが、こうして解決につなげる一助にならないものか、と感じました。

又、昨日の早朝、NHK BSでは、震災復興の一環で、仙台フィルと山形交響楽団の合同オケと飯盛範親マエストロの指揮によるマーラーの2番「復活」でしたが、実にすばらしい演奏であり、ただただ聴き入ってしまいました。

ちなみに、トランペット首席は山形交響楽団の井上直樹先生でしたが、この先生の演奏、以前、東京で聴いたことがあり、凄いものを感じましたが、今年5月に九州トランペット協会のイベントで福岡に来られ、ゆっくりお話させていただく機会がありました。

飯森マエストロが「音楽で力を与える」という大それたことは言えないが、何かそのきっかけをつかんでいただけたら、嬉しい、という言葉が頭に残っています。

私自身、音楽普及に人生を賭けており、これら二つの演奏会から得るものがあったように思えます。