2013年3月25日月曜日

あなだが聴きたい歌の4時間スペシャル

TBSで放送された番組です。日本の歌謡曲の歴史を見るような番組でした。こうした懐メロ番組はちょくちょくありますが、いつも思うのは、素直にいい歌が多いなあ、ということです。

高齢者施設で介護の仕事をするようになり、歌がお好きなお年寄りの方々が多いのを感じております。又、MDCはいろいろな施設で、日本の四季にちなんだ歌、次世代に伝えたい歌謡曲を演奏したり、お客様と一緒に歌ったりしています。

高齢者施設でお年寄りの方々と接しさせていただき、音楽活動との相乗効果があるのを感じています。お客様が何を望んでおられるのか、どうしたパフォーマンスが喜ばれるか、力や癒しをお与えできるか、という面で、実践勉強になります。勿論、私にとっては親の世代であり、人間的成長にもつながります。

二足のわらじは大変なこともありますが、自分らしさを求めて、これからも邁進していきます。すばらしい歌謡曲に接し、改めて認識しました。

白鵬全勝優勝!



春場所が終わりました。年齢的にはほぼ半分ですが、人間的に尊敬する横綱白鵬関が全勝優勝されました。大横綱双葉山、大鵬の8回の全勝優勝を超えるすばらしい記録です。今場所はこれ以外にもいくつか記録を打ち立てました。優勝回数、中日勝ち越しの場所数、連続二桁勝ち星等です。

そうした記録は最初から狙ってできるものでなく、コツコツ積み上げた結果でしょう。それが優勝インタビューに表れているように思えました。常に感謝の気持ち、努力を怠らないこと等が感じられました。最後に、初場所中に亡くなられた大鵬さんのご冥福を祈り、自ら音頭を取られ、1分間の黙とうを捧げられたことに、ただただ感動しました。横綱ご自身、涙腺が緩んでおられましたが、そうした気持ちを持ち続けることに素直に敬意を表します。

白鵬関は、震災支援活動にも力を入れられており、又、相撲界の発展、いやもっと言えば、スポーツの繁栄、更には、世界の平和を願う発言が多く聞かれます。これも見習います。

誕生日が3月11日であり、東日本大震災の日であるのは偶然でないように思えてなりません。

親しくさせていただいている先日定年退職された元関脇富士櫻の中村親方が10年近く前に、まだ白鵬関が十両の頃、「次の横綱は白鵬だよ。あれは物が違う」と言われていたのを思い出します。ややミーハーですが、数年前に、両国国技館で撮らせていただいたツーショット写真とサイン入り色紙は私の大切な宝物です。又、写真は昨年の九州場所の溜席で撮影したものです。

これからも応援していきます。

2013年3月10日日曜日

サバリッシュのベト7

先日亡くなられたサバリッシュ氏の特集番組を観ました。日本での最後の公演となったN響定期で振られたベートーヴェンの7番にただただ感動しました。

曲全体の理論的分析と感情表現の共存、メリハリ、オケの音色等あらゆる面ですばらしい名演でした。このシンフォニー、初来日時にも振られたとのこと、これも運命でしょう。

私も何度かアマオケでこのシンフォニーのラッパを吹かせていただき、愛着の強い曲であり、詳しく知っているつもりでしたが、新たな発見もあり、実に勉強になりました。

2013年3月3日日曜日

あ・うんの家で訪問演奏会を開催させていただきました。



高齢者施設あ・うんの家で訪問演奏会を開催させていただきました。

内容は、健康運動指導士猿渡純子さんによる私のピアノをBGMとした健康体操と発声、私のトランペットソロ演奏、皆で歌おうコーナーの3本立てで、1時間強行ないました。

まず、健康体操と発声ですが、当り前とはいえ、プロの指導士によるパフォーマンスは普段、デイサービス施設で行なっている私も含めた介護職のレベルと異なります。その意味で実に勉強になりました。ご参加者の皆様、よく体が動き、声も出ていました。私にとっては初めての試みでしたが、「パタカラ」をモーツァルトのトルコ行進曲に合わせて、行ないました。皆様ご存知の名曲であり、私も楽しめました。そして、運動も楽器の演奏も発声も基本は腹式呼吸、体を大きく軟かく使うという意味で共通ということをお伝えしました。

次の私のトランペットソロですが、楽器紹介として、いろいろなファンファーレを演奏し、音の出し方を説明、そのあと、春にちなんだ曲として、中田章の「早春賦」、モーツァルトの「春への憧れ」、滝廉太郎の「花」、千昌夫が歌ったヒット曲「北国の春」を演奏し、春を堪能いただきました。又、アンコールに「さくら」をリクエストされ、演奏しました。トランペットの音色、すばらしさをお伝えすべく、エンジョイ&ガンバしました。

そして、最後の「皆で歌おうコーナー」では、「幸せなら手をたたこう」「上を向いて歩こう」「春よ来い」「春が来た」を私のピアノ伴奏で合唱し、大きな声で歌うことの楽しさを感じていただきました。

感じたのは、前述の通り、運動も音楽も体の使い方、呼吸法が同じであり、心身共に有益であることです。お年寄りの方々にとって、是非、これからの人生が楽しく意義あるものになる一助となれば、これに勝る喜びはありません。又、私自身、一層の音楽力、パフォーマンス力向上に努めます。