春場所が終わりました。年齢的にはほぼ半分ですが、人間的に尊敬する横綱白鵬関が全勝優勝されました。大横綱双葉山、大鵬の8回の全勝優勝を超えるすばらしい記録です。今場所はこれ以外にもいくつか記録を打ち立てました。優勝回数、中日勝ち越しの場所数、連続二桁勝ち星等です。
そうした記録は最初から狙ってできるものでなく、コツコツ積み上げた結果でしょう。それが優勝インタビューに表れているように思えました。常に感謝の気持ち、努力を怠らないこと等が感じられました。最後に、初場所中に亡くなられた大鵬さんのご冥福を祈り、自ら音頭を取られ、1分間の黙とうを捧げられたことに、ただただ感動しました。横綱ご自身、涙腺が緩んでおられましたが、そうした気持ちを持ち続けることに素直に敬意を表します。
白鵬関は、震災支援活動にも力を入れられており、又、相撲界の発展、いやもっと言えば、スポーツの繁栄、更には、世界の平和を願う発言が多く聞かれます。これも見習います。
誕生日が3月11日であり、東日本大震災の日であるのは偶然でないように思えてなりません。
親しくさせていただいている先日定年退職された元関脇富士櫻の中村親方が10年近く前に、まだ白鵬関が十両の頃、「次の横綱は白鵬だよ。あれは物が違う」と言われていたのを思い出します。ややミーハーですが、数年前に、両国国技館で撮らせていただいたツーショット写真とサイン入り色紙は私の大切な宝物です。又、写真は昨年の九州場所の溜席で撮影したものです。
これからも応援していきます。
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