2013年1月27日日曜日

NPO法人ほしでコンサートを開催させていただきました。

今日、NPO法人ほしという知的障がい者支援団体のご配慮で、知的障がい者約20名を対象としたコンサートを、健康運動指導士、MDCメンバーの九大芸術工学部のオケの院生のお二人のお力をお借りし、開催させていただきました。

内容はピアノ演奏をBGMとした健康運動、発声練習、皆で歌うコーナー(ふるさと、「となりのトトロ」から「さんぽ」を歌いました)、トークを交えてのMDCメンバーによるチェロ(「大きな古時計」「愛の挨拶」)とフルート演奏(「世界に一つだけの花」)、私のトランペット演奏(「浜辺の歌」「エーデルワイス」「ソフトバンクホークス応援歌」)、休憩をはさんで、リサイクル品を利用した楽器作成、練習、コンサート("It's a small world.")でした。

健康運動、発声練習、皆で歌うコーナーでは、参加者の皆様に、音楽やスポーツが心身両面に亘って意義があることを体感いただき、MDCメンバーによるコンサートでは、丁度、弦楽器、木管楽器、金管楽器が出揃い、生演奏の迫力、繊細さをお伝えしました。そして、後半は、ペットボトル、空き缶等を使って、手作り打楽器を皆さんに作っていただき、練習を行ない、"It's a small world."を合奏しました。皆さん、目をキラキラさせ、楽しんでいただき、上達され、こちらも本当に嬉しくなりました。

又、デイサービス施設で介護職をさせていただき、利用者の皆様と日々接しさせていただいているのが活かせているように感じました。まだまだ発展途上ですが、音楽力も含めて、レベル向上を目指して、頑張ります。

最後になりましたが、こういう機会をお与えいただいたNPO法人ほし、参加された皆様、一緒にパフォーマンスしてくれた仲間に心より感謝しております。

2013年1月23日水曜日

デイサービス施設でのコンサートを行ないました。

今日、おあしす長丘殿(福岡市南区にあるデイサービス施設)で訪問演奏会を行ないました。

内容は、前半は九大芸術工学部のオケ有志による金管5重奏、後半は私のパフォーマンスによる発声、叙情歌、流行歌を皆で歌うということを中心としたものでした。

まず、金管5重奏では、スタジオジブリのアニメソング、童謡等を中心とした演奏が行われ、皆様に楽しんでいただきました。金管楽器を生でお聴きになる方も多く、とてもいい機会になったと思います。

又、発声、合唱ですが、生演奏をBGMとした声だしで準備をし、そのあと、「ふるさと」の歌詞を皆で心を込めて朗読し、そのあと、私によるトランペットソロで「ふるさと」をお聴きいただき、皆で合唱するということを行ないました。そのあと、「幸せなら手を叩こう」では、いろいろな身振りにより、体を動かし、心身両面のリフレッシュを行ない、九ちゃんシリーズということで、私によるトランペットソロで「見上げてごらん夜の星を」をお聴きいただき、皆で「上を向いて歩こう」を合唱、そのあとリクエストいただき、「青い山脈」「川の流れのように」「三百六十五歩のマーチ」をピアノ伴奏で歌っていただきました。

月並みですが、生演奏は大いなる感動につながるのを再認識しました。又、普段、介護職として高齢者の方々と接しさせていただいている経験、いろいろな伴奏をさせていただいている経験を活かせるということを強く感じました。涙を流されている方、失語症の傾向が強い方が声を出せるようになれるということに接し、私自身、感動しました。

更に、介護職の仕事と音楽活動の相乗的向上に努めます。

2013年1月20日日曜日

大鵬さんの死を悼んで

1月19日、大鵬さんが72歳の生涯を閉じられ、亡くなられました。私にとっては、正に小学生~中学生の時代の大ヒーローです。「巨人大鵬卵焼き」という造語の通りですし、余りの強さに、「大鵬負けろ」という館内の声も聞こえたのは有名な話です。

大鵬さんは天才、素質がある、と言われるのを嫌がられたそうです。人一倍努力され、数々の功績を残されたことから、努力を評価してほしいという思いが強いとのこと、私のような凡人には実感として、わかりませんが、努力して、頂点として、長く君臨された方であり、言葉に重みを感じます。

私が最初に印象に残っているのは、昭和38年秋場所、私はまだ5歳でしたが、永遠のライバル柏戸との全勝決戦です(この勝負は5場所連続休場の柏戸に軍配が上がりました)。そして、審判の誤審により、45連勝でストップした際、決して弁解をせず、「ああいう相撲を取った自分が悪い」と一言言われたとのこと、なかなかできることでないと思います。最後の優勝となった昭和46年初場所の故玉の海に千秋楽で本割、決定戦と2回勝っての逆転優勝も記憶に残っています。水入り大相撲、本当に手に汗握る相撲でした。

36歳の時、脳梗塞を患われ、その後はやや不遇でしたが、大鵬さんが理事長として、角界のリーダーになられていれば、相撲界はもっともっと発展したように思えてなりません。

謹んでご冥福をお祈り致します。

音楽の力

デイサービスセンターで介護の仕事を始め、約3週間になります。まだまだ慣れていませんし、発展途上です。理論や基本的知識の会得に加えて、利用者の方々個々のご要望に対する対処が必要であり、まだまだ覚えることばかりですが、自分自身、この仕事が好きであるのを感じています。思いやり、愛情、人を好きになることが根底に流れており、自己成長につなげていきたいと思います。今最も大変なのは、数10名の利用者の方々の送迎の道順を覚えることです。

そんな中、最近、音楽の力を感じさせることが出てきています。利用者の皆様、歌がお好きな方が多く、特に、日本の叙情歌、流行歌等カラオケも盛んです。先日から何度かピアノ伴奏で皆様にいろいろな歌を歌っていただく機会があります。「上を向いて歩こう」「ふるさと」「春よ来い」等1時間近く行ないました。感じたのは、やはり生演奏は大いなる力があるということです。声もよく出てくるようになります。そして、失礼ながら、かなり衰えが見られ、車いすの女性の方が自ら車いすを動かしながら、涙を流しながら、ピアノの脇に来られ、普段出ない声で歌われ、終わったあと、握手を求められました。本当に感動されたようです。ピアノは本職でないですが、音楽家冥利に尽きます。これから、東邦音大で学んだ音楽療法の知識を実践で活かし、こうした方々の自立につながるよう、一層、レベル向上に努めます。

2013年1月6日日曜日

いよいよ今年も本番モード

1ヶ月ぶりの更新です。

12月には、12日に、博多法人会殿忘年会での健康運動指導士とストレッチとトランペットソロコンサートを開催し、22日に、ケアリングデイサービスセンター殿での健康運動指導士、相撲甚句師範とご一緒させていただいての年忘れ会でパフォーマンスをさせていただきました。

まず、博多法人会殿ですが、健康運動指導士による私のキーボード演奏をBGMとしたストレッチを行ない、飲み会に備え、心身共にリフレッシュしていただき、そのあと、私のトランペットソロにより、日本の四季を感じさせる名歌(早春賦、夏の思い出、小さい秋見つけた、スキー)、世界平和を祈る歌として、「エーデルワイス」等を演奏させていただきました。最後に、全員で「上を向いて歩こう」を合唱し、忘年会となりました。博多界隈の会社の幹部が20名程度出席されており、中高年の方々にお喜びいただけるよう努めました。

又、ケアリングデイサービスセンター殿では、健康運動指導士による健康体操、発声練習を私のピアノ伴奏で行ない、そのあと、相撲甚句の披露、最後に、私のトランペットソロで締めるという内容の企画を行なわせていただきました。ご年配の方々に力、夢、元気、勇気、癒しをお与えすべく努めました。

12月~デイサービスセンターで介護職の仕事をしていますが、最近、つくづく感じるのは、人間、年を取れば取るほど、時間の密度が増す、重要になるということです。介護職の仕事は11月にヘルパー資格を取得し、可能となりましたが、この仕事、思いやり、愛情が基本であり、自分自身の成長、音楽活動との連動という意味で、有意義なものにしたいと思います。

その音楽活動ですが、福岡市内、近辺には約200の高齢者施設があります。おかげさまで、MDCも内外にメンバーが増え、体系的活動も徐々にできるようになり、こうした施設での訪問演奏会を開催すべく、広報活動を開始しました。

1月は、23日におあしす長丘殿で九大芸術工学部のオーケストラ有志による室内楽演奏会等を開催し、27日にNPO法人障がい者の自立を考える会「ほし」殿にて、健康運動指導士と一緒に健康体操、障がい者の方々によるリサイクル楽器作成・、練習・演奏、トランペットソロ、皆で歌おうコーナーを開催します。是非、皆様に喜んでいただきたいと思いますし、今まで開催させていただいたところでの再演の機会を待っております。

そして、3月2日には、「第3回スポーツ&ミュージック-心も体もリラックス-」として、私の指揮による福岡市内の大学オケ有志によるオーケストラコンサートを開催します。内容は詰めているところですが、演奏曲目は馴染み深いものばかりであり、多くの皆様にお越しいただきたいと思います。

その前に、1月13日には、九響の師匠の門下生によるコンサートがあります。1週間後です。私はフランスの現代音楽作曲家のブートリーのトランペッチュニアという難曲を演奏します。一皮剥けたいものです。

ということで、今年も本格稼働しました。エンジョイ&ガンバ!