テレビで、男子マラソンのロンドンオリンピック候補の川内選手の特集を観ました。かなり知名度が上がっており、ご存知の方が多いと思いますが、彼は埼玉県庁職員であり、所謂市民ランナーです。無論、素人ではなく、学習院大学と陸上は決して強くない大学の学生として、学連選抜の一員として箱根駅伝にも出場した実績をお持ちです。
レベルの差はあれ、同じ市民ランナーであり、又、私も音楽と会社の仕事の二束のわらじで同じ境遇、他人事でなく、真剣に観ました。
心に強く残ったのは、「フルタイムの仕事が苦にならない、むしろ走りたいという意欲を掻き立て原動力になっている」という前向きな考え方です。又、レースに多く出場することも含めて、練習を工夫し、走行距離不足を補われているとのことです。
どうしても、自分自身がオーバーラップします。自分自身もフルタイムの会社員に戻っていますが、早朝練習、帰宅後の練習、勉強、MDCの仕事にいそしんでおり、休みは正にフルタイムの音楽家兼MDC理事長です。というと、かなりきつそうに思われそうですが、川内選手同様の考え方、気持ちであり、逆に充実している、常に気が張っている、1分たりとも無駄にできないという風になり、いい方向に進むよう考えています。
無論、本音を言えば、すべてを音楽に費やしたいとも思うこともあります。しかし、物事考え方でしょう。おかげさまで外部に大いなる協力者、賛同いただける方々が増えてきており、MDCの仕事はそうした方々のご尽力により、平日の日中を使えないというハンディを少なくしています。ありがたいことであり、この場を借りてお礼申し上げます。
多分、川内選手の場合も協力者があって初めて可能になる練習、休息もあると思います。同じでしょう。
川内選手から大いなる刺激をいただいています。ありがとうございます。応援しています!!
NHKの朝ドラ「カーネーション」で、「好きなことを仕事にするのは一番大変である」という言葉と共に、「好きなことを仕事にするのは強みになる」という言葉も出てきます。私の場合、両方が共存していますが、元気に前向きに邁進していきます。
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