花の名前ですが、NHKの朝ドラのタイトルです。昨年10月~今年3月迄続き、丁度
半分くらいまで来ました。大正時代~始まり、昭和21年迄辿り着きました。
ファッションデザイナーコシノジュンコさんのお母様が主人公であり、日本がまだまだ西洋事情から遅れていた時代、戦争、戦後と一貫して、洋服のデザイン、販売に邁進されてきた実話です。
昨年の震災直後から始まった「おひさま」にも泣かされ、自分自身、かなり苦しい時期と重なり、力をいただきましたが、「カーネーション」も同様です。
人に依存せず、慶應義塾の理念である独立自尊さながら、艱難辛苦も経験しながら、周囲に左右されず、当時の日本ではまったく根付いていなかった洋服のデザイン、販売という新たな世界を構築してきた話は音楽の事業化という新たなビジネスモデルを作り、日本が軽視しているように思える情緒、感性の大切さを社会発信しようという私の生き方がオーバーラップします。
そして、このドラマの根底には、儲けを目的とせず、社会に喜んでもらい、結果として、その対価として、謝礼をいただくという考え方が流れているように思えます。営利企業も利益至上主義でなく、利益=対価、利益を社会に還元するという考え方を持つべきであると思います。音楽もそうですし、どの世界でも普遍的な理念であると信じてやみません。
又、「好きなことを仕事にするのは大変である」「好きなことを仕事にするのは強みになる」という相反する言葉がタイミングをずらせて、台詞になったことが強く印象に残っていますし、我武者羅な行き方、猪突猛進を実践される姿も大きな刺激になっています。私は周囲から熱さ、行動力があると言われますが、生きる手本です。これからもその生き方を貫きます。
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