生計の為に、12月中旬~会社生活を再開しています。私は日立で20数年、日立で資材業務に従事してきており、その経験、スキル、ノウハウを活かして、某大手企業の関連会社に勤務しています。会社員としてある程度先が見え、このまま定年まで過ごすのは人生の無駄と考え、英断して、音楽普及に人生を賭けていますが、会社の仕事が嫌いで辞めたのでなく、違和感はありませんし、大手だけあって、マネジメントがしっかりされている印象があります。ただ、日立の資材の基本スタンスは社内外の中立的立場に立って、社内外をコーディネートし、有利購買(安くいい物を早く買う)を目指していたのに対し、今度の会社は自社の立場に立ち、有利購買を目指すのが基本スタンスです。この面でカルチャーショックがありますが、これは、日立は規模的には日本を代表する企業であり、社会的責任を重んじるのに対し、今度の会社はそういう風土にないということであるように思えます。裁判で言えば日立は裁判官のスタンスで臨むのに対し、今度の会社は弁護士のスタンスで臨むということであると考えます。例えが適切かどうか別にして、横綱・大関(日立)が相撲界全体を考えるのに対し、関脇以下(今度の会社)は自分が強くなることに主眼が行くのと同様であるように思えます。
無論、一長一短ですが、私が思うに、長期的視野に立てば、共存共栄、WIN WIN関係の継続につながるのは日立流であり、その方がメリットが大きいように思えます。力づくで押し切るのは、その時はよくても、いつの間にかやられるケースもあるでしょう。何事も同じですが、相手の立場、自分の立場を常に考え、広い視野を持って対応すること、一段上の立場で考えることを実行することが人間成長にもつながると考えますし、これからも実践していく意志を持って、生きてい
きます。
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