2012年1月16日月曜日

ドイツ音楽の重厚さに感銘を受けました。

今日、どうしても聴きたいと思い、心待ちにしていた演奏会に伺いました。上岡敏之マエストロの棒による読売日響の演奏会、場所は東京オペラシティーホールでした。

曲はR.シュトラウスプロであり、曲順に、「死と変容」「四つの最後の歌」「ドンファン」「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」でした。

上岡マエストロはヴッパータール交響楽団の首席指揮者を務められ、ドイツを中心にいろいろなオケを振られており、日本でも種々のオケ、オペラで指揮活動をされています。私より2歳若い方です。

一昨年、上岡マエストロが振られたヴッパータール交響楽団によるワーグナープロの演奏会を聴かせていただきましたが、ドイツ音楽の権化のような演奏に感銘を覚え、今日は何としても聴きたい演奏会でした。

今日もドイツ音楽の重厚さを基本にした熱い篤い演奏であり、感動しました。上岡マエストロはテンポが遅めの傾向が強い中、前向きさを感じさせる箇所も随所に置き、音楽にメリハリがあり、変なしつこさがなく、説得力を感じさせました。

一流指揮者は振らなくても、指揮台にいるだけで音が変わりますが、今日、それを感じました。ドイツのオケとまではいきませんでしたが、読売日響も重厚な響きを奏で、すばらしい演奏会になりました。

ただ、僭越ながら、どうしても金管が気になるのですが、もっと音が飛んでくれば、より圧倒されたと思います。

又、私も指揮活動を行なっていますが、上岡マエストロは棒を持つ右手を大きく振り、左手を多用しない指揮ぶり、これは何故?とも思いました。いずれお聞きしたい質問です。

やはり、

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