タイトルはビールのことでありません(笑)。
昨日も箱根駅伝を生で応援しました。ランナーの写真、沿道の人混みとランナーのスピードで上手く撮れませんでした。
復路は往路と比較して、ぶっちぎりトップの東洋大初めタイム差が感じられましたが、それに関連して、集団で走らず、単独ランが多く、各校の伴走車から監督の指示、檄がよく聞こえました。よく解説が「今、監督は何々を指示した」というのはこれを言うのかと思いました。
私のランニングに置き換えると、沿道の応援は別にして、率直に、適宜、指示を受けるのはありがたいものの、年がら年中ですと、煩わしいのでないかという印象を受けました。勿論、箱根駅伝のランナーは3分/キロが目安に対し、私の場合は全盛期で4分/キロが目安とレベルの差はありますし、意気込みも考えると、単純に比較はできないでしょうが。
又、あくまでも大学生であり、教育の一環であると思います。これは私見ですが、過度な指示は自主性、主体性を養うという面でどうかとも感じました。前方や後方のランナーの状況を伝え、自分でレースプランを組み立てるのがランナーとしての成長にもつながるように思えました。
といっても、やはり生は格別、感動をいただきました。選手の皆さん、ありがとうございました。
生という意味で、これも私にとって、正月恒例ですが、NHKニューイヤーオペラコンサートをNHKホールで生鑑賞しました。今年は、東日本大震災を考え、タンホイザーの「巡礼の合唱」による祈りで始まり、キャンディードの「メイク・アワ・ガーデン・グロウ」による前向きに生きる気持ちを全員で歌い、終わる、そして、副題の「愛に満ちて人は歌う。愛を力に人は歌いつづける:を感じさせるストーリー性がある全体の構成であり、すばらしかったです。
特に、福井敬さんお「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」、中嶋彰子さんの「ボ・エーム」の「私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)」、堀内康雄さんの「トスカ」の「テ・デウム」、妻屋秀和さんの「マイスタージンガー」の「親方たちをさげすんではならぬ」、藤村美穂子さんの「サムソンとデリラ」の「あなたの声に心は開く」に感動しました。
トップクラスの歌い手さんの中の更にトップクラスの何人かの歌にただただ聴き惚れました。もっと日本の演奏家の層が厚くなることを願っています。
又、オペラは総合芸術であり、舞台演出も重要ですが、凄かったのは、前述の「ラ・ボエーム」の第2幕のムゼッタの「私が町を歩けば」のワルツから終幕に至るところの舞台でした。何でこんな短い時間で大きく変えられるのか、と感じました。プロの成せる業でしょう。
ということで、今年の正月は終わりました。恒例行事以外は普段と変わらない毎日でしたが、それが今の私には、休息は似合わず、それが相応しいでしょう。
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