今年1月に3つコンクールに応募しました。近年、コンクールは若年化していますが、その中で、年齢制限のないものを音楽雑誌で探しました。
いずれも一次審査はテープによるもの、2勝1敗でした。落ちたのは東京芸術協会主催のものですが、最初に落ちたので、これは入試と同じで、落ちるのは落ちまくり、受かるのは受かりまくると思っていました。ところが残り二つは合格しました。
3月11日本選の万里の長城コンクールと5月20日のアジア国際音楽祭の二つの本選に出場します。
伴奏はmovieにも出てくる慶應ワグネルの2年後輩ですが(奥様にピアノを習っています)、持って生まれた天分が凄い男です。頼りになります。
コンクールは初めてですが、結果は相対的なものですし、真摯に目の前の音楽と向き合い、自分自身を表現したいと思います。本来、順位付けはむずかしいですし、結果は自ずとついてくるもの、そうした気持ちが大切であると考えます。
曲は近代フランスの作曲家ロパルツの「アンダンテとアレグロ」です。海の底のような暗く沈んだ深遠なパッセージから始まり、快活な場面に変わり、最後はハッピーエンドで終わるという曲です。
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