2012年6月24日日曜日

音楽理論の勉強

私は長年、音楽に接してきたが、その殆どがアマチュアとしてである。

51歳で英断し、会社を退職し、52歳で音大に入学し、専門的に音楽を勉強した。自分で書くことでないが、かなりのがり勉をしたと思う。

それは何故か。長年の会社生活で培ったきたマネジメント力に加えて、音楽の専門知識を備えることにより、他には見られない極めて稀有な強みになる、MDCの発展につながると考えたことが挙げられる。

そして、演奏力の向上にとって、音楽理論は実に重要である。曲のアナリーゼ(分析)に基づく演奏スタイルの確立、感情表現等につながる。

30年ちょっと前の慶應ワグネルの現役時代、プロの指揮者から、「君達の練習量はおそらく音大生と大差ないと思う。何が違うか、それは音楽を専門的に勉強しているかどうかである」と言われたことがある。その時は、あくまでも普通大学のクラブ活動であり、「そう言われてもーー」という気持ちであったが、今は音大で専門的に勉強したことを活かしたいという思いである。

そして、昨年6月~、音大の授業でご指導いただいた作曲科の先生から通信教育形式で、和声学、旋律学といったことを習っている。これらを勉強していて感じるのは、大作曲家の類稀な才能の凄さである。常人では考えられない。

私自身、そうした大作曲家に対抗する考えはまったくない。あるのは、演奏に活かす、編曲やちょっとした作曲につなげる、といった気持ちである。

是非、敢えて英断して転身したことを成功させたい強い思いを持って、これからも勉強し、生涯成長に努めていきたい。

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