今日、お彼岸の中日の催しの一つということで、禅寺でトランペットを演奏させていただきました。
昨年2月の東邦音大の副科ピアノの実技試験の前に、座禅を組ませていただいて以来、何度かお世話になっている金沢文庫にある禅寺ですが、住職は私の震災支援活動にもご賛同され、先日、コンクールで失敗したあとに伺った際に、依頼され、引き受けさせていただいた経緯があります。春分の日と秋分の日に毎年こうした催しを開催されているそうであり、今までも落語、チェロの演奏もあった旨、お聞きしました。
丁度、震災から1年ということで、震災の被災者の方々の為の全国各地の避難所での慰問演奏の話もさせていただきました。演奏した曲は「千の風になって」「ふるさと」「早春賦」でしたが、アンコールで滝廉太郎の「花」をリクエストされました。トランペットに合わせて、歌声も聞こえ、喜んでいただき、よかったです。
こういう本番は大丈夫なんです。又、収穫として、本番で息が出て、唇に頼らず音が出るようにする為に、自然体で胸を大きく使う為の対策のヒントを掴んだように思えます。
演奏する前に、集中力を発揮し、適度な緊張感を得て、自然に息が大きく入れる為に、胸を反り、息を吸い込むと、いい感じになります。大関になる直前から、琴奨菊関が制限時間一杯で塩を取ったあとにやる仕草を思い出しました(あれは別の意味があるのでしょうが)。帰宅後に試してみると、音を当てる確率が高く、アンブシュアもいい感じになります。いろいろ試して対策していきます。
尚、私の演奏のあと、尊厳死協会理事の方の講演会があり、聴講させていただきました。生きる意味を考える上でいい話でした。生涯成長、生涯現役に対する思いを新たにしました。
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