7月13日の西日本国際音楽コンクール本選に向けて、伴奏をお願いしたピアニストと1回目の合わせを行ないました。
曲は近代フランスの作曲家ロパルツの「アンダンテとアレグロ」です。昨年3月の万里の長城国際音楽コンクール、昨年5月のアジア国際音楽コンサートと同じ曲です。
昨年、トライしたコンクールは慶応ワグネルの後輩の伴奏で臨みました。何度も伴奏をお願いしてきましたが、アマチュアとしては、かなりの腕前、実にありがたかったのを覚えています。
今回は、九響の師匠のご紹介で、1月に1度本番で伴奏していただき、7月1日~販売開始のCD収録でもお世話になった東京音大卒の女性ピアニストにお願いしました。技術、表現力は勿論ですが、伴奏という意味で、合わせのツボを押さえられており、本当にソロを吹きやすく、さすがプロは違う、というのが率直な感想です。
音楽普及活動に邁進しながら、感じるのは、日本では、音楽等無形の財産に対し、対価を支払わない習慣があるということです。勿論、アマチュアや学生であれば、ボランティアでもいいケースは多いと思います。しかし、お客様目線で考えれば、プロとアマチュアでは発信力が明らかに異なるのが当り前ですし、妥当な対価は必要不可欠です。生活が懸かっていますし、何より、それだけの価値があるものですから。
音楽普及にとって、こうした風潮を変える為にはどうすればいいか、これからの大きな課題、取り組んでいきます。
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