オリンピックが始まりました。全員が目標を達成できることはありえず、勝者と敗者が出ますが、是非、多くの選手の皆様が悔いの残らないよう頑張っていただきたい、感動をいただきたい、と思います。
そんな中、二つ思うことがあります。
一つは昭和23年のロンドンオリンピックです。私が生まれる10年前の話であり、話でしか知らないことです。このオリンピック、日本は第二次世界大戦の敗戦国であり、参加が認められませんでした。その前のオリンピックは昭和11年であり、昭和27年までの16年間、オリンピックには無縁であったことになります。その意味で、選手の皆様には、平和の尊さ、出場できる喜びを感じていただきたいということです。
もう一つは、やはり出場できる喜びということになりますが、対象競技でなくなった種目の選手の分まで頑張ってほしいということです。ごく最近、女子ソフトボールの世界大会で日本が世界一になりました。しかし、メディアの扱いは少なく、北京オリンピックの時の金メダルとは大きな違いを感じました。女子ソフトボールの選手達の気持ちは計り知れません。
その意味では、私が親しくさせていただいている女子プロ野球の選手達も同じ思いでしょう。つい最近まで、女子サッカーもマイナー競技でした。いつの日か、いや近い将来、女子野球が世界的な種目となるよう願っています。
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