タイトルは朝ドラ「梅ちゃん先生」で開業医の坂田先生が医者なりたての梅ちゃんに語った言葉です。
蕎麦屋が人助けという気持ちでやっていないのと同様、医者は人助けという考えで行なうのでない、それは医者の思い上がりであり、「ただそこにいるだけでいい」という気持ちでやればいいということです。
これは真の思いやり、気遣い、決して恩に着せずに接する、という意味で、実に含蓄のある言葉であると思います。自然体で肩の力を抜き、誠心誠意接するという思いの大切さを再認識しました。
音楽普及活動をしていく上で、真に皆さんの為になることを伝えるよう、企画、広報、演奏ーーー、とやっていく気持ちで取り組んでいく強い意志を持って、やっていきます。
そして、一般的には、大学病院の医者は開業医より高く見られがちですが、梅ちゃんは地域の人達とのふれあいを求めて、開業医になりたいという希望を持つようになりました。
これも音楽活動に相通じる面があります。トップクラスの演奏家は先進医療技術や学問を研究する大学病院の先生に似ており、私のような演奏家は真の開業医を目指し、音楽のすばらしさを発信すべきであると考えます。
こうして、昨年の「おひさま」「カーネーション」、更に、今再放送している「ゲゲゲの女房」と、朝から朝ドラによって、力をいただいております。
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