2013年5月11日土曜日

小山実稚恵さんのリサイタルに伺いました。

5月10日に、福銀本店ホールで開催されたピアニスト小山実稚恵さんのリサイタルに伺いました。

小山さんは、首都圏在住時から、しばしばリサイタルやコンチェルトをお聴きしており、すばらしい演奏をされ、いつも感動しました。

今回は、情熱の赤をコンセプトとしたもの、シューマン、ブラームス、リストの名曲、ピアノソロ編曲版のベルリオーズの幻想交響曲、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」、バッハのシャコンヌでした。

理論的分析に裏付けされた構築力、情感が感じられるすばらしい演奏で、ただただ圧倒され、感動の極致となりました。

そして、アンコールとして、3曲の最後に、ベートーヴェンの「エリーゼのために」で締められ、癒しを感じました。プログラム構成にストーリーがあるように思えました。

そして、終演後、少しお話させていただく機会がありました。2年ほど前に、私が東邦音大在学時にお世話になったピアノ専攻の先生と東京芸大で同期であり、そうした話に花が咲きましたが、それを覚えていて下さり、素直に嬉しかったです。

福岡では、年に2回、リサイタルをされており、これからの楽しみが増えました。

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