2013年2月3日日曜日

コバケン先生

 
今日、「新題名のない音楽会」は売出し中の指揮者山田和樹さんの特集でした。すばらしい演奏の連続でした。

ところで、番組の中で、山田さんの師匠の小林研一郎先生のビデオが流れ、山田さんに対する心温まる激励のお言葉がありました。とにかく、弟子に対する愛情の深さに尊敬の念を覚えました。

コバケン先生は私にとっては正にカリスマ、世界一の指揮者です。出会いは静岡フィルに所属していた際、マーラーの1番を振っていただき、トップを吹いていた私に対し、リハの際、過分なお褒めのお言葉をいただき、それ以来のご縁です。その後、コバケン先生が率いられる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」への参加を要請され、そこでも、3回演奏会に出させていただきました。毎回、世界的巨匠のオーラにただただ圧倒され、演奏しながら、感動の極みになりました。

実は、私が昨年5月のアジア国際音楽コンサートというコンクールに入選した際、「入選はすごいこと。これからも精進されますように」という激励のメールをいただきました。私なんぞに対し、こうしてお気に掛けていただき、感謝感激でした。

一度、二人で酒を酌み交わせていただく機会がありました。私にとっては、雲の上の存在、憧れの的ですが、その際も、お気遣いいただき、心より尊敬の念を覚えました。音楽は人間性が大きな要素を占めているのを痛感しました。

又、福岡に移転した2012年4月には、九響定期を指揮され、終演後、お会いし、抱きしめていただいたことを強く覚えております。写真はその時のものです。

そんなコバケン先生、もうすぐ73歳になられます。王さん、先日、亡くなられた大鵬さんと同い年ですが、益々、ご活躍されますよう心より祈念申し上げます。

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