講師3人、生徒11人でした。まず、九州全体から、フリーの奏者を中心に、教える側は九州でトップレベルの奏者が集まり、教わる側も上のレベルはそれに近い奏者、そうでないのは、普通大学や高校のオケや吹奏楽のトップレベルの学生、生徒でした。
個人レッスンに加えて、アンサンブルレッスンがあり、フリー奏者二人とアンサンブルの指導を受けました。レベルが高く、かなり大変でした。一つは、ブリテンのトランペットトリオの曲、最初に1分ずつくらい3人がソロを吹き、そのあとトリオになるのですが、当然、技量がもろばれになります。もう一つはオケスタ(オーケストラスタディー)でしたが、スタミナのレベルが全く違いました。師匠からは、「飯野さんはすべての音を真剣に吹き過ぎるんですよ。いい意味の手抜きのコツを覚えれば、スタミナ、違ってきますよ。それに、飯野さんの演奏は演歌調で、いい場合もありますが、もっといろいろな吹き方を覚えると、ランクアップしますよ」と言われました。私の生き方そのもののようです。やはり音楽は人間が出るのでしょう。ただ、最後にクラスごとの発表会があったのですが、まずまずの演奏ができ、師匠からは褒められました。刺激ももらいましたし、勉強にもなりました。まだまだ課題も多く、一層、精進します。
2泊とも夜は懇親会がありましたが、講師やトップクラスの奏者と親しくなり、その意味でも、成果がありました。
こうして、トップクラスの奏者と一緒に活動できるのも、福岡移転によって可能になったこと、金では買えない貴重な財産、人のつながりを大切にしていきます。
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