ケア・ラポート野間様で、26回目となるコンサートを開催させていただきました。
まず、いつものように、「ふるさと」をトランペットで演奏し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。毎回、声が大きくなり、体の動きもよくなられているのを実感し、素直に嬉しく思います。
メインは「教科書で習った名曲を楽しみましょう!」、「野ばら」(シューベルト作曲)「ローレライ」「バラが咲いた」「荒城の月」(滝廉太郎作曲)「赤とんぼ」(山田耕筰作曲)「七つの子」(本居長世作曲)について、トランペット演奏も交えて、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜ、トークもさせていただきました。
こうした名曲がゆとり教育以降、どんどん教科書から消えているのは残念です。長く語り継いでいただきたいと思います。
そして、伴奏をお引き受けいただいたいる三善京子さんには、「幻想即興曲」(ショパン作曲)をソロで演奏していただき、彼女の伴奏で、「家路」(交響曲第9番「新世界より」、ドヴォルザーク作曲)をトランペットソロで演奏させていただきました。特に、「家路」は学校の下校時に掛かる定番曲、懐かしんでいただきました。
最後には、これもおなじみ、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットソロで演奏し、「上を向いて歩こう」の大合唱で締めました。
又、終演後、フルートをご趣味とされていた元放送局のエンジニアの方、奥様、伴奏のピアニストとお茶を飲みました。体が不自由になってから、生演奏に接する機会がなくなり、毎月のこのコンサートを楽しみにしているとおっしゃられました。音楽の知識も豊富な方です。MDCは普段生の音楽に接することがむずかしい方々に、そのすばらしさを体感いただくことを目指しており、この出会いは実に嬉しいものです。大切にしていきます。
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