ケア・ラポート野間様でコンサートを開催させていただきました。この施設、毎月1回伺っており、25回目となり、顔なじみのご入居者ばかり、又、お元気な方が多くいらっしゃり、実に楽しい時を過ごすことができます。
まず、いつものように、「ふるさと」を題材として、トランペットで演奏し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。毎回、声が大きくなり、体の動きもよくなられているのを実感し、素直に嬉しく思います。
メインは秋にちなんだ名曲、「もみじ」「七つの子」「赤とんぼ」「ちいさい秋みつけた」「学生時代」について、トランペット演奏も交えて、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜ、トークもさせていただきました。
そして、伴奏をお引き受けいただいたいる三善京子さんとの共演で、定番となったクラシック音楽演奏、メンデルスゾーンの「歌の翼に」をフリューゲルホルンとトランペットで演奏し(音色の違いも体感いただきました)、三善さんには、ドビュッシーの「月の光」を演奏していただきました。MDCの理念の一つである「ジャンルの垣根を超えた音楽普及」の観点に立ち、敷居が高いと思われがちのクラシック音楽がより馴染み深く感じていただける機会として、これからもお楽しみいただきたいと思っています。
最後はいつものように、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」の大合唱で締めさせていただきました。
又、少し前までフルートをご趣味とされていた方が参加され、音楽話に花が咲き、それが多くのご参加者にも伝わり、音楽がより身近になるきっかけになったと思いますし、更に、普段、声が出ない方々、寝たきりに近い方々が笑顔でご参加され、一生懸命、拍子をとりながら、歌われるお姿に感動を覚えるとともに、来た甲斐があったのを強く感じました。
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