2014年1月3日金曜日

日本のクラシック音楽のレベルと自分らしさ

年末年始、いろいろな音楽番組が放送されました。大晦日は、N響第九、クラシックハイライトを拝見しました。正に、「世界のN響」の感がありましたし、クラシックハイライトで、いろいろなオケ、ソリスト、室内楽をお聴きした。又、正月はウィーンフィルのニューイヤーコンサートが世界的に有名ですが、NHKニューイヤーオペラコンサート、声楽家の方々のすばらしい歌声に酔いしれました(このコンサートは首都圏在住時は生で聴かせていただきました)。日本の演奏レベルはどんどん向上しているのを感じました。

こうしたトップレベルの演奏家の方々には、いい意味のプライドを持って、世界でご活躍いただきたいと心底願っています。それが日本の音楽界の発展につながるからです。

そして、私はローカルに生きます。こうしたトップレベルの演奏家とは異なるオリジナリティーを追求し、オンリーワンを目指す活動を目指します。福岡移転後、早くも2年近くになりますが、方向性は定まってきました。社会福祉と音楽普及の連動による地域に密着した社会貢献活動です。

私には、最初から音楽家になった方々にはない経験に裏付けされたものがあります。それは会社生活で培ったマネジメント力です。そして、東邦音大入学以降、音楽療法も勉強し、トーク力、お客様に真に音楽を楽しんでいただく力を培ってきました。

そして、一昨年11月にヘルパー資格を取得し、12月~高齢者施設での介護業務を始め、デイサービス管理者を経て、現在、有料老人ホームの施設長として運営業務を遂行しています。その仕事を通じて、普段からお年寄りの方々と接しさせていただくことは、種々の高齢者施設に伺って、普段、生の音楽に接するのがむずかしい方々の為に、生の音楽を提供し、更に、お客様に歌等で参加いただく訪問コンサートのレベル向上にとって、間違いなく有意義です。

一方、現在も、音楽療法は勿論、、和声学・対位法を中心とした音楽理論、トランペットを学び続けており、飽くなきレベル向上を目指しております。質の高い音楽づくりが基本であるからです。無論、冒頭に書かせていただいたトップレベルの演奏家には敵うことはないかもしれません。

しかし、これらによる相乗効果発揮により、そうした方々にはない魅力を創出し、それをお客様にお伝えすることが私のオリジナリティーであると考えます。

無論、賞目当てでないですが、福岡地域貢献賞のようなものをいただけるような活動を目指して、今年も邁進していきます。


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