2013年11月24日日曜日

すまいるホーム二日市殿でコンサートを開催させていただきました。






すまいるホーム二日市殿で、秋にちなんだ歌を主体としたコンサートとさせていただきました。この施設でのコンサートは春の歌特集、夏の歌特集に続いての同じシリーズ、3度目でした。

まず、いつものように、ウォーミングアップとして、「ふるさと」を題材として、トランペット演奏で、心のこもった演奏とそうでない演奏の違いを体感いただき、皆様と一緒に心を込めて、この曲の歌詞の朗読を行ない、合唱しました。更には、手足を使いながら、笑顔を忘れず、大きな声で、「幸せなら手をたたこう」で楽しみました。

メインは、秋にちなんだ歌、トランペット演奏を楽しんでいただき、皆様と一緒に合唱しました。「ちいさい秋みつけた」「赤とんぼ」「紅葉」「里の秋」「七つの子」「学生時代」 といった曲でした。作曲者、作詞者の逸話、歌にまつわるよもやま話を織り交ぜて、楽しんでいただきました。

又、トランペットが初めてのご入居者の方々の為に、音の出し方、演奏のポイント、いろいろなトランペットの曲の演奏等の実演と説明をさせていただきました。

そして、最後に、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を皆様と一緒に合唱しました。
 
終わってから、「楽しかった」「生の音楽はいいね」「懐かしい歌に癒された」といったお言葉を多くのご入居者の皆様から掛けていただきました。そして、帰り間際に、わざわざ玄関にお越しになられたご入居者から、「また来てね」といったお言葉をいただきました。こうしたお言葉、本当に嬉しいものです。きっと力、癒しを分かち合えたものと思いますし、正に、演奏家冥利に尽きます。私自身、皆様ととても楽しい時を過ごすことができましたが、それがどの世界でもパフォーマンスの基本であると思います。
 
ご入居者の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。次は1月26日に伺います。再会を楽しみにしています。

九州場所終了!























九州場所が終わりました。4回観戦しました。本当に、相撲、好きなんです。ただ、尊敬する横綱白鵬関が優勝を逃し、実に残念でした。

昨年の九州場所は、中村部屋最後の場所でしたが、場所後に「スポーツ&ミュージック~相撲~」で親方にトークでお世話になり、中村部屋の宿舎に何度か通いました。その後、今年の1月場所後、中村親方の定年退職に伴い、所属力士皆さん、東関部屋に移られ、東関部屋ファンクラブ会員となりました。東関部屋千秋楽祝賀会に出席させていただいた写真も掲載させていただきます。元高見盛の振分親方が所属されている部屋であり、振分親方ともお話させていただきました。そして、懇意にさせていただいている力士の皆様、お疲れ様でした。今後のご健闘を心より祈念申し上げます。

2013年11月12日火曜日

ゆふの院やよい坂殿でコンサートを開催させていただきました。



 
 
ゆふの院やよい坂殿の誕生日パーティーに花を添えるコンサートを開催させていただきました。
ここは3度目になりますが、30分程度と短い時間とはいえ、皆様と楽しいふれあいをさせていただきました。誕生日パーティーということで、今月お誕生日の方々の為に、、”Happy Birthday to you"を私のキーボードの伴奏で会場一体となった合唱で開始、そのあと、「ふるさと」、秋にちなんだ歌として、「七つの子」「紅葉」、最後に「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」のトランペットソロ演奏、皆様に歌でご参加いただくコンサートでした。
 
皆様、音楽で活き活きされているのを実感し、本当に嬉しくなりました。皆様との再会を楽しみにしています。
 
写真の一番下は歌がとってもお上手な方に前に出ていただき、マイクを持ってもらい、歌ってもらった時です。

スター福祉村デイサービス殿でコンサートを開催させていただきました。



 
 
スター福祉村デイサービス殿で、「戦後歌謡史を振り返って~昭和20年代の名曲~」という内容で、第2回訪問コンサートを開催させていただきました。
 
腹式呼吸の練習、キーボード演奏に合わせたパタカラを行ない、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めていただきながら、朗読のあと、歌っていただきました。お世辞でも何でもなく、皆様、段々声が出てくるようになり、すばらしいものを感じましたし、何より明るく、笑顔が絶えず、実に気持ちよくできました。
 
メインは昭和20年代の名曲、「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「山小舎の灯」「あざみの歌」「青い山脈」「夏の思い出」「高原列車は行く」をトランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜましたが、皆様、戦争、戦後の動乱期でご苦労された方々であり、改めてそうした方々に対し、尊敬の念を覚えました。
 
そして、最後はいつものように、「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」で締めました。それでも、終わらず、アンコールとして、「赤とんぼ」をトランペットソロと皆様の合唱で楽しんでいただきました。
 
更に、トランペットを吹きたい、という方がいらっしゃり、試していただきました。
 
約半年ぶりの再会でしたが、心の通ったとても楽しいふれあいの時を持つことができました。終了後、「楽しかった」「元気が出た」「また来てね」といったお声を掛けていただきました。正に、演奏家冥利に尽きます。素直に嬉しかったです。皆様との再会を心待ちにしております。
 
 

2013年11月8日金曜日

小山実稚恵さんのリサイタルを聴かせていただきました。

 

世界的ピアニストの小山実稚恵さんのリサイタルを聴かせていただきました。12年24回リサイタルシリーズ「音の旅」という企画、毎回、テーマがあり、一つ一つが独立しながら、繋がっているものです。

今日は第16回でしたが、私は前回の第15回に続いて、2度目、前半はベートーヴェンの「田園」のリストのピアノ編曲版、後半はショパンのポロネーズ3曲、ヴェルディのリゴレット「演奏会用パラフレーズ」等でした。「田園」はリスト編曲に加えて、小山さんのアレンジもあり、ピアノ作品そのもの、すばらしい演奏でした。後半のショパン、ヴェルディも音色の美しさ、迫力、情感にただただ圧倒されました。心底感動しました。言葉では表せません。

又、プログラムはすべて小山さんによる曲の解説、尊敬の念を持ちましたし、お話させていただく時間もあり、大いに刺激をいただきました。福岡に必ず年に2度お越しいただける予定であり、楽しみです。

グッドタイムホーム西の丘殿のアートフェスティバルでコンサートを開催させていただきました。




 
 
グッドタイムホーム西の丘殿のアートフェスティバルの一環でコンサートを開催させていただきました。9月のあすなろ殿、アシストリビング殿童謡、Qualia Productionの堤麻衣子さん(ヴァイオリニスト兼ソプラノ歌手)、永井尚子さん(ピアニスト)とご一緒させていただき、「世界音楽の旅」「皆で秋の歌を歌おう」という内容でした。
 
「世界音楽の旅」では、エーデルワイス(オーストリア、ソプラノ&トランペット)、愛の挨拶(エルガー作曲、イギリス、ヴァイオリン)、トランペット・ヴォランタリー(クラーク作曲、イギリス、トランペット)、私のお父さん(プッチーニ作曲、イタリア、ソプラノ)、幻想即興曲(ショパン作曲、ポーランド、ピアノ)、ナポリの踊り(チャイコフスキー作曲、ロシア、トランペット)、チャルダッシュ(モンティ作曲、ハンガリー、ヴァイオリン)、ふるさと(岡野貞一作曲、日本、ソプラノ&トランペット)をトークを交えて、演奏しました。所謂、名曲コンサートの類になりますが、国境を超えて、すばらしい音楽をご堪能いただいたものと思います。
 
そして、「皆で秋の歌を歌おう」では、「四季の歌」「紅葉」「里の秋」「学生時代」を皆様と一緒に歌い、最後に、坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を大合唱しました。
 
ご入居者の皆さん、スタッフの皆さんから「楽しかった」「盛り上がった」といったお声を頂戴し、演奏家冥利に尽きました。無論、課題もあり、皆様からいただいたエールをバネにして、一層、精進していきます。
 
それにしても、この施設、超一流ホテルのようなゴージャスな雰囲気、すばらしいです。
 
 
 
 

2013年11月4日月曜日

コバケン先生が旭日中綬章を受章されました。

私にとって、人生の師である「炎のコバケン」こと、世界的指揮者の小林研一郎先生が旭日中綬章を受章されました。

新聞記事によると、「情熱的な指揮の源は「僕の中の静かな火」であり、「大作曲家の気が降りてくるのを感じた瞬間、炎となって燃えさかるのだと思う」と書かれています。又、指揮者の必須条件として、「心のひだの部分で奏者と会話する力」を挙げられ、リハ段階から、全曲の暗譜をされていることに対して、「会話に専念する為であり、加えて「素直に謝れる心、大きな声。それも僕の切り札である」とも書かれています。

かつて会社員時代所属した静岡フィルでマーラーの1番を振っていただき、その際、トップを吹き、その際、光栄にも気に入られ、その後、コバケン先生が率いられる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」で、「運命」「新世界」「1812年」「モルダウ」「フィンランディア」「ハンガリー舞曲第5番」「アイーダ凱旋行進曲」等を振っていただき、私自身、新聞記事に書かれたことを体感できたことは私にとって、かけがいのない金では買えない貴重な財産になっています。

本当に、自分のことのように嬉しく思います。益々のご活躍を心より祈念申し上げます。

朝倉市平塚の敬老会でコンサートを開催させていただきました。












懇意にさせていただいているアフリカ貧困国ギニアビザウ支援を主旨としたNPO法人エスペランサ(私はギニアビザウの小学生の里親をさせていただいております)の馬場理事長のご厚意で、朝倉市平塚の敬老会で、「音楽で秋を満喫し、夢、希望を与える歌を楽しみましょう!」というコンサートを開催させていただきました。

普段の高齢者施設に伺ってのコンサートと異なり、お元気なお年寄りばかりであり、又、酒も入っており、いつもと勝手が違っていましたが、「ふるさと」、秋の名曲として、「ちいさい秋みつけた」「もみじ」「赤とんぼ」をトランペットソロで演奏し、飛び入り参加の方のソロも入り、皆様と合唱しました。更に、「夢、希望を与える歌」として、「エーデルワイス」「夜明けの歌」「見上げてごらん夜の星を」「リンゴの歌」「みかんの花咲く丘」「高原列車はゆく」といった名曲をトランペットソロややはり飛び入り参加の方のソロや合唱で楽しんでいただきました。中に、かなり本格的に歌を習っている方もおられました。最後には、お元気にこれからも有意義な人生をお過ごしいただきたいという意味で、「上を向いて歩こう」「ふるさと」を大合唱し、終えました。

又、伴奏を快くお引き受けいただいた馬場理事長、すばらしかったです。適宜、雰囲気に合わせて、BGMで、「ふるさと」等を弾いて下さり、適宜、タイムリーなご対応をいただき、助かりました。ありがとうございました。

終わった後、昼食をご馳走になりましたが、かなりゴージャスであり、とても美味しかったです。重ねてお礼申し上げます。

それにしても、この平塚という町ですが、人口約600人、高齢者が200名強、小学生が120名程度と日本の少子高齢化の縮図のようです。しかし、皆様、結束が固く、真の地域社会、昔ながらの義理人情というものを感じました。こうした風土を大切にしたいものです。その意味で、大変勉強になりました