すまいるホーム二日市殿で、秋にちなんだ歌を主体としたコンサートとさせていただきました。この施設でのコンサートは春の歌特集、夏の歌特集に続いての同じシリーズ、3度目でした。
まず、いつものように、ウォーミングアップとして、「ふるさと」を題材として、トランペット演奏で、心のこもった演奏とそうでない演奏の違いを体感いただき、皆様と一緒に心を込めて、この曲の歌詞の朗読を行ない、合唱しました。更には、手足を使いながら、笑顔を忘れず、大きな声で、「幸せなら手をたたこう」で楽しみました。
メインは、秋にちなんだ歌、トランペット演奏を楽しんでいただき、皆様と一緒に合唱しました。「ちいさい秋みつけた」「赤とんぼ」「紅葉」「里の秋」「七つの子」「学生時代」 といった曲でした。作曲者、作詞者の逸話、歌にまつわるよもやま話を織り交ぜて、楽しんでいただきました。
又、トランペットが初めてのご入居者の方々の為に、音の出し方、演奏のポイント、いろいろなトランペットの曲の演奏等の実演と説明をさせていただきました。
そして、最後に、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を皆様と一緒に合唱しました。
終わってから、「楽しかった」「生の音楽はいいね」「懐かしい歌に癒された」といったお言葉を多くのご入居者の皆様から掛けていただきました。そして、帰り間際に、わざわざ玄関にお越しになられたご入居者から、「また来てね」といったお言葉をいただきました。こうしたお言葉、本当に嬉しいものです。きっと力、癒しを分かち合えたものと思いますし、正に、演奏家冥利に尽きます。私自身、皆様ととても楽しい時を過ごすことができましたが、それがどの世界でもパフォーマンスの基本であると思います。
ご入居者の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。次は1月26日に伺います。再会を楽しみにしています。