フィランソレイユ笹丘様でコンサートを開催させていただきました。日々、サービス向上と音楽を主体としたアクティビティ充実を責務として、通っている施設、家族同様の付き合いになっています。
3日前のケア・ラポート野間同様、ピアノの三善京子先生に伴奏していただき、1+1=3のコンサートを目指しました。
そして開演、まず景気づけに、「アイーダ凱旋行進曲」を演奏しました。
次に、いつものように、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。
メインは教科書で習った名曲、「野ばら」「埴生の宿」「荒城の月」「赤とんぼ」をトランペットで演奏し、皆様にも、朗読していただき、歌詞の意味を噛みしめて、大きな声で歌っていただきました。又、途中、曲にまつわるよもやま話を織り交ぜ、古き良き時代を思い出していただきました。
こうした名曲が教科書から消えているのは大変残念なこと、長く歌い継がれるよう願ってやみません。
又、「野ばら」「埴生の宿」といった曲は元々、西洋歌曲、あたかも文部省唱歌のようになっているのは、音楽に国境はない証であると思います。
最後に、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を大合唱しました。
又、寝たきりに近い方が一生懸命に体を動かされ、笑顔を見せられるお姿に接し、スタッフの皆様からも、普段とまったく違う参加者の顔、動きに、音楽の力を強く感じた、という言葉をいただきました。音楽療法を勉強し、日々、高齢者の皆様と接しさせていただいていることが他の音楽家にないオリジナリティーにつながっていると思いますし、素直に嬉しいです。これからも一層、精進し、レベルアップに努めます。
最後に、三善先生、本当にありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。
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