2015年4月3日金曜日

ケア・ラポート野間様でコンサートを開催させていただきました。







ケア・ラポート野間様でコンサートを開催させていただきました。この施設、毎月伺っており、今回が20回目、顔なじみのご入居者が多く、実に楽しい時を過ごすことができます。

今回は、ケア・ラポートのご近所にお住いのピアノの三善京子先生に伴奏していただき、1+1=3のコンサートを目指しました。

 開演30分前から、ぼちぼちお越しになられ、お聞きしたところ、「朝から楽しみにしていた」とのこと、ありがたいお言葉です。

そして開演、まず景気づけに、「アイーダ凱旋行進曲」を演奏しました。

次に、いつものように、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。毎回、動きが活発になられ、素直に嬉しかったです。
メインは教科書で習った名曲、「野ばら」「菩提樹」「ローレライ」「埴生の宿」「荒城の月」「赤とんぼ」をトランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。又、途中、曲にまつわるよもやま話を織り交ぜ、古き良き時代を思い出していただきました。
 
又、「野ばら」「埴生の宿」といった曲は元々、西洋歌曲、あたかも文部省唱歌のようになっているのは、音楽に国境はない証であると思います。 
 
こうした名曲が教科書から消えているのは大変残念なこと、長く歌い継がれるよう願ってやみません。
 
最後に、「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を大合唱しました。
 
又、寝たきりに近い方が一生懸命に体を動かされ、笑顔を見せられるお姿に接し、音楽の力を感じましたし、帰り際に、多くの皆様から「楽しかった」「また来て下さいね」といったお声をいただき、正に演奏家冥利に尽きる思いがしました。
 
最後に、三善先生、本当にありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿