ケア・ラポート野間殿にて、「戦後歌謡史を振り返って~昭和30年代の名曲~」という内容で、訪問コンサートを開催させていただきました。この施設、4回目になりますが、いつもながら、声が沢山で、正に、MDCが目指す双方向性あるコンサートになります。
まず、リクエストがあり、「荒城の月」をトランペットで演奏し、皆様と大合唱しました。そして、いつものように、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。お世辞でも何でもなく、皆様、声がとても出ており、すばらしいものを感じましたし、何より明るく、笑顔が絶えず、実に気持ちよくできました。
メインは昭和30年代の名曲、「ここに幸あり」「高校3年生」「いつでも夢を」「寒い朝」「こんにちは赤ちゃん」「学生時代」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」をトランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜましたが、皆様にとって、懐かしい思い出、青春の思い出が詰まった曲ばかりとのこと、何度もお会いした方々との心の通ったとても楽しいふれあいの時を持つことができました。終了後、「楽しかった」「青春を思い出した」「また来てね」といったお声を掛けていただきました。正に、演奏家冥利に尽きます。素直に嬉しかったです。次回は12月3日に伺います。皆様との再会を心待ちにしております。
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