2013年9月20日金曜日

桜ハウスデイサービス殿でのコンサート


 
 
桜ハウスデイサービス殿にて、「戦後歌謡史を振り返って~昭和20年代の名曲~」という内容で、第1回コンサートを開催させていただきました。ここはピアノがあり、会員の山根有貴君にも同行してもらい、伴奏をお願いしました。
腹式呼吸の練習、キーボード演奏に合わせたパタカラを行ない、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めていただきながら、朗読のあと、歌っていただきました。そして、「幸せなら手をたたこう」で、手足の動きも交えて、音楽を楽しんでいただきました。お世辞でも何でもなく、皆様、段々と声が出るようになり、すばらしいものを感じましたし、何より明るく、笑顔が絶えず、実に気持ちよくできました。
 
メインは昭和20年代の名曲、「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「青い山脈」をトランペットで演奏し、皆様にも歌っていただいたところで、お客様から「長崎の鐘」「あざみの歌」のリクエストがあり、引続き、トランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜましたが、皆様、戦争、戦後の動乱期でご苦労された方々もいらっしゃり、改めてそうした方々に対し、尊敬の念を覚えました。
 
と進んだあたりで、終演時間が間近となり、最後に、坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、「上を向いて歩こう」を持参したタンバリン、カスタネット、鈴、マラカス等をお配りし、大合唱しました。
 
又、トランペットにも関心をお持ちいただき、トランペットの名曲を演奏したり、楽器紹介させていただきました。
 
こうして、皆様と初対面とは思えない心の通ったとても楽しいふれあいの時を持つことができた訳ですが、終演後、「楽しかった」というお声を多くのご利用者の皆様から掛けていただき、スタッフの方々からも、とても盛り上がり、よかったというお言葉をいただきました。正に、演奏家冥利に尽きます。素直に嬉しかったです。皆様との再会を心待ちにしております。

 
 
 


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