2013年6月29日土曜日

なごみの家殿にて、昭和20年代の歌を中心としたコンサートを開催しました。





観光名所海の中道公園近くの風光明媚な西戸崎にある介護付有料老人ホームなごみの家殿で、訪問コンサートを開催させていただきました。

30人くらい参加されました。いつものように、音楽に合わせてのストレッチ、パタカラ、「ふるさと」を題材とした朗読に続いて、心を込めて歌うとは?について、トランペット演奏も交えて、解説し、合唱しました。メインは、昭和20年代の歌を中心としたトランペット演奏と皆様の合唱でした。曲は「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「青い山脈」「高原列車は行く」「お富さん」、最後に、リクエストに応じて、水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」と「三百六十五歩のマーチ」を大合唱しました。途中、一度、持参したキーボードに置いた譜面が落ち、伴奏がなくなるハプニングもありましたが、それでも、皆様、歌声が続き、お世辞でも何でもなく、声もよく出ており、すばらしいものを感じました。

又、古き良き時代を思い出される意味も込めて、採り上げた歌を歌った歌手や作曲家にまつわるよもやま話では、藤山一郎、岡本敦郎、古関裕而、古賀政男の話をさせていただき、当時の世相、スポーツ等の出来事を随所にトークとして、織り込ませていただきました。当時のビールの値段、航空券料金等質問もさせていただきましたし、オリンピック、プロ野球の話題にも花が咲きました。
 
逆に、私が皆様から力をいただいたようにも感じております。私のトランペットのアカペラの演奏の時点で歌声が聞こえ、実に嬉しく会場が一体感に包まれたのを強く感じました。スタッフの方々も精一杯盛り上げて下さり、ありがたく思いました。713日の本西日本国際音楽婚くる本選に向けて、エールをいただいたように思えます。感謝の念で一杯です。

この施設、2度目ですが、継続させていただく予定、もっともっと皆様と触れ合いの場を持ちたい気持ちです。

 




2013年6月28日金曜日

九響ワーグナープロ

6月27日、九響のワーグナープロによる定期演奏会を聴きました。

指揮は世界的に活躍中の大野和士マエストロ、ソリストは日本のトップクラスの歌手の方々で、曲は「ジークフリート牧歌」「神々の黄昏」からの抜粋、「ワルキューレ」の第1幕(演奏会形式)でした。

歌い手の方々が重厚且つ繊細に歌われ、大野和士マエストロが九響をドライブされ、実にいい響きを醸し出し、ワーグナーのスケールの大きい世界が見事に描かれました。

現世とはまったく異なる理想を目指すワーグナーの凄さを生で体感し、ただただ圧倒され、感動しました。終演後、スタンディングオーべーションも見られ、多くのお客様が堪能されたことと思います。

又、私の師匠がトランペットのトップを務められ、すばらしい演奏をされました。

「神々の黄昏」抜粋は30年以上前の慶応ワグネルの4年生の時、やはりワーグナープロということで、演奏した懐かしい曲です。ふと青春時代も思い出しました。

近い将来、九響の本番にエキストラで呼ばれるのが目標であり、一層、精進します。

2013年6月22日土曜日

音楽の奥深さ

九響の先生によるトランペットのレッスンを受けました。

7月13日の西日本国際音楽コンクールで演奏するラヴェルと同時代のフランスの作曲家ロパルツのアンダンテとアレグロを習いました。昨年5月のアジア国際音楽コンサートの本選でも演奏しましたが(その時の音源が一次審査であり、それで突破できました)、その時は、東邦音大入学前と在学時に師事した加古勉先生と九響の先生お二人から習いました。

1年ぶりに習い、新たな発見もありますし、演奏のツボを把握するというのは人生経験と共に変わるのを感じました。やはり音楽は奥深いものです。おそらく、コンクールは若手の登竜門であり、演奏するのは若い方々ばかりでしょうが、音楽に真摯に向き合い、自分自身を表現したいと思います。

そして、楽しむことが大切でしょう。一流アスリートが大切な試合前に、「楽しんできます」ということをインタビューで話しますが、それと同じ、演奏者が楽しむ気持ちが聴衆にも伝わり、音楽のすばらしさを発信でき、会場が一体感に包まれると思います。昨年5月のコンクールで、こうした気持ちの面でのコツを掴んだように思えますが、その気持ちを忘れずに、演奏します。

7月1日に、もう一度、九響の先生に習い、7月6日に、伴奏のピアニストとの合わせを行ないます。

話は変わりますが、今、通信教育で音楽療法を勉強しています。

高齢者施設での訪問コンサートで、お客様に対し、正しい体の使い方、発声法、呼吸法といったものを伝え、会得いただく為のスキル向上の為に必要なことは何かを質問しましたが、「一点に集中し、自発性、楽しむ気持ちを持って、取り組んでいただくことが大切でないか。一つずつ体得した実感を増やすという対処が重要でないか」という回答をいただきました。又、ニーズが異なる多くのお客様に楽しんでいただく為に、グループ分けすることも効果がある、というアドバイスをいただきました。

音楽療法も継続して勉強し、パフォーマンス力、音楽力向上に努めます。

2013年6月21日金曜日

加羽沢美濃さんと高嶋ちさ子さんのカジュアルクラシックを聴きました。

今日、ミリカローデン那珂川で、作曲家加羽沢美濃さんとヴァイオリニスト高嶋ちさ子さんのカジュアルクラシックというコンサートを聴きました。

とにかく、トーク、曲のアレンジ等、実に楽しかったです。特に、加羽沢美濃さんによるショパンの名曲メドレー、オリジナル曲演奏、即興演奏等にただただ圧倒されました。私も作曲を勉強中ですが、やはり作曲家は凄い!アンコールで演奏された「那珂川」に対する思いを託した即興演奏、聴衆から6曲リクエストされ、それをアレンジも含めて、1曲にする、といったことはなかなかできません(ちなみに、6曲はラフマニノフのヴォカリース、千の風になって、ボレロ、ショパンの雨だれ、エリーゼのために、ピアソラでした)。

それに、クラシックだけでなく、映画音楽、ポップス、タンゴ等も交えたもの、MDCが目指すジャンルの垣根を超えたコンサートであり、その意味でも、勉強になりました。

トークもお客様との距離が短く、これがお客様との一体感あるコンサートであるのを強く感じました。

音楽的には、私はある程度、初見ができ、コードが書いてあれば、伴奏もすぐにできますが、まだまだ発展途上であるのを感じました。トークも、もっともっとお客様に楽しんでいただく為に、修行が必要でしょう。一層、精進します。

CDのサイン会がありましたが、お話させていただく時間の余裕がなく、残念でした。

2013年6月16日日曜日

グッドタイムホーム西の丘殿で「皆で夏の歌を歌おうコンサート」を開催しました。





今日、特別ゲストとして、九大芸術工学部のオーケストラでコントラバスを弾かれる山根有貴さんにピアノ演奏していただき、会員の牛嶋麻里子さんと共に、グッドタイムホーム西の丘殿において、「皆で夏の歌を歌おうコンサート」を開催しました。

この施設は、毎月のように、いろいろなコンサートが開催されており、入居者の皆様は、普段から音楽に接しておられるとのことですが、参加型コンサートは初めてとのことであり、皆様にも積極的に、歌や体操で、楽しくご参加いただくよう努めました。

いつもの訪問コンサートと同様ですが、この日はグランドピアノがあり、ショパン、ドビュッシー等の大作曲家の名曲をBGMとしたストレッチを行ない、そのあと、モーツァルトのトルコ行進曲等によるパタカラ、日本が世界に誇る名歌「ふるさと」を題材とした朗読と発声練習、「幸せなら手をたたこう」で、体を動かしながらの発声を行ない、音楽を奏でるには健全な体と心が基本であることを体感いただきました。

引続き、山根さんのピアノによるリストの「愛の夢第3番」演奏、私のトランペット演奏(山根さんに伴奏していただきました)によるアンダーソンの「トランペット吹きの子守唄」をお聴きいただきました。

そして、メインの夏の歌となりました。「夏は来ぬ」「うみ」「しゃぼん玉」「かもめの水兵さん」といった童謡に続いて、日本が世界に誇る叙情歌「夏の思い出」、昭和40年代のヒット曲「知床旅情」、アンコールとして、やはり日本が世界に誇る叙情歌「浜辺の歌」について、トランペットソロをお聴きいただき、皆様と一緒に合唱しました。

又、作曲者の中山晋平、中田喜直、作詞者の野口雨情等の他の作品もご紹介し、日本の文化芸術のすばらしさも味わっていただきました。

皆様に感じていただきたかったのは、音楽はただお聴きいただくだけでも、すばらしい力、感動、癒しにつながりますが、自ら歌うことにより、それが一層、醸成されるということです。

是非、今日、出会った皆様とそうした機会を再度、味わいたいと強く願っております。

そして、最後になりましたが、お忙しい中、ピアノ演奏でお力をいただいた山根さん、健康体操リードや司会進行でアットホームな雰囲気を醸し出して下さった牛嶋さん、ありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。


戦後歌謡史コンサート


今日、私と会員の牛嶋麻里子さんの二人で、グループホームさくら殿に伺い、「戦後歌謡史コンサート~昭和20年代~」を開催致しました。

お客様参加型訪問コンサート恒例の生演奏をBGMとしたストレッチ、発声練習に続いて、「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「山小舎の灯」「あざみの歌」「長崎の鐘」「青い山脈」「高原列車は行く」をトランペットソロでお聴きいただき、そのあとキーボード伴奏により、約20人の入居者の皆様と合唱しました。

トランペットを生でお聴きになる方が多く、途中、ファンファーレ、スポーツの応援等の演奏も交えて、楽器紹介もさせていただきました。

当時の世相、並木路子、川田正子、藤山一郎、近江俊郎、伊藤久男、岡本敦郎といった歌手、古賀政男、古関裕而といった作曲者の逸話も交えて、皆様が、戦後間もない頃、困難の時代に、明日への希望を持って、生きてこられた歴史を思い出され、涙を流される方もいらっしゃいました。そして、すばらしい歌が力、癒しを与えてこられたことを体感いただきました。

それにしても、当時の歌は戦争中に多く歌われた軍歌から打って変わって、のびやかな情感、前向きな気持ちにつながる溌剌さ等がにじみ出ており、更に、歌い手さんの皆様は本格派が多く、すばらしい表現力をお持ちであったのを強く感じました。

これからも、音楽を心に、豊かで楽しい人生をお送りいただきたいと思います。再度、皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

そして、最後になりましたが、司会進行、健康体操リード等で、ほのぼのとした雰囲気を作って下さった牛嶋さん、ありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。

2013年6月14日金曜日

またまたデイサービスの利用者の方から、CDが喜ばれました。

介護職を行なっているデイサービス施設で、利用者の方々に、7月1日~発売予定のCDをお聴きいただきました。

癒し系の曲をBGMとしたストレッチ、行進曲風の曲をBGMとした健康体操等に続いて、日本の名歌について、トランペットソロとピアノ伴奏カラオケを収録したCDです。

「ふるさと」「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」「リンゴの唄」「見上げてごらん夜の星を」「瀬戸の花嫁」等をトランペットソロやピアノ伴奏カラオケに合わせて、歌われる利用者の方々が多く、本当に嬉しくなります。

普通の歌のCD、オーケストラ演奏のCDより喜ばれるのは何故?と感じますが、トランペットの音色がこうした曲にマッチしているからかもしれません。私レベルの演奏でも、感動、力、癒しといったものをお与えでき、本当に演奏家冥利に尽きます。

これからも一層、精進していきます。

又、ある利用者の方から、「このデイサービスで歌声喫茶をしたら、喜ばれるのでは?」という話をいただきました。関係者と一緒に具体的に検討していければ、と思います。

プロの凄さ

7月13日の西日本国際音楽コンクール本選に向けて、伴奏をお願いしたピアニストと1回目の合わせを行ないました。

曲は近代フランスの作曲家ロパルツの「アンダンテとアレグロ」です。昨年3月の万里の長城国際音楽コンクール、昨年5月のアジア国際音楽コンサートと同じ曲です。

昨年、トライしたコンクールは慶応ワグネルの後輩の伴奏で臨みました。何度も伴奏をお願いしてきましたが、アマチュアとしては、かなりの腕前、実にありがたかったのを覚えています。

今回は、九響の師匠のご紹介で、1月に1度本番で伴奏していただき、7月1日~販売開始のCD収録でもお世話になった東京音大卒の女性ピアニストにお願いしました。技術、表現力は勿論ですが、伴奏という意味で、合わせのツボを押さえられており、本当にソロを吹きやすく、さすがプロは違う、というのが率直な感想です。

音楽普及活動に邁進しながら、感じるのは、日本では、音楽等無形の財産に対し、対価を支払わない習慣があるということです。勿論、アマチュアや学生であれば、ボランティアでもいいケースは多いと思います。しかし、お客様目線で考えれば、プロとアマチュアでは発信力が明らかに異なるのが当り前ですし、妥当な対価は必要不可欠です。生活が懸かっていますし、何より、それだけの価値があるものですから。

音楽普及にとって、こうした風潮を変える為にはどうすればいいか、これからの大きな課題、取り組んでいきます。

2013年6月13日木曜日

プロ野球観戦

先日、映画「県庁おもてなし課」を鑑賞した感想を書かせていただきました。地域密着の在り方を考えさせられましたが、今日、プロ野球のソフトバンク対ヤクルトの試合を観戦し、改めて同じ思いが頭をよぎりました。

長年のヤクルトファンであり、内野のいい席を格安で見れる早割チケット(2ヶ月ほど前に購入するもの)で、前々から楽しみにしていました。

11対4でソフトバンクが圧勝しましたが、途中、ヤクルトが2点差に追い上げる場面もあり、面白い試合でした。堪能しました。

この試合を観戦し、地域密着ということを感じました。球場全体が福岡一色、勿論、殆どの観衆がソフトバンクファン、ヤクルトは完全アウェイでした。それに、ほぼ満員の入り、失礼ながら、東京のヤクルト戦、横浜のDeNA戦では、なかなか見られない光景です。首都圏は福岡の約10倍の人口、ソフトバンクが完全に福岡に定着しているからでしょう。「昨日勝ったか」は福岡ではソフトバンクを指す言葉です。試合が終わっても、なかなか帰らない観衆、熱さも感じました。

MDCも地域に密着した音楽普及活動を目指しており、気持ちを新たにしました。

2013年6月9日日曜日

音楽の力

今日、介護職として勤務しているデイサービス施設で、利用者の方に、7月~販売予定のCDサンプルをお聴きいただきました。

90歳を超える女性の方ですが、CDで流れるトランペットによる日本の名歌を一緒に口ずさまれました。ピアノカラオケのみについても同様でした。

音楽を聴かれている時の顔は普段より穏やかで楽しそう、CDが終わったあと、「懐かしい素敵な歌ばかり。本当にありがとう」と言って下さいました。

CDでも、こういう力があるのですから、生に接しられると、一層、楽しんでいただけるのは間違いなく、お客様参加型訪問コンサートの意義を再認識しました。

このオリジナル企画CD、前にも書かせていただきましたが、ピアノやトランペットに合わせてのストレッチ、健康体操、発声練習に加えて、メインとして、日本の四季にちなんだ名歌、戦後歌謡史を飾る名歌をトランペット演奏とピアノカラオケバージョンで収録したものです。他に例を見ないもの、どうしたら有効活用できるか、MDCにとって、大きな課題です。是非、会員とも力を合わせて、考え、社会貢献につなげていきたいと思います。

2013年6月8日土曜日

アートサポートふくおかのセミナーに参加しました。

6月8日(土)、あすみんで開催されたアートサポートふくおかのセミナーに参加しました。この団体は、文化芸術による人づくり、まちづくりを目指す団体であり、思いを同じくする方々10数名が参加、大いに刺激をいただきました。

内外の人のつながりを今後も大切にして、社会貢献活動に邁進していく思いを新たにしました。

西日本国際音楽コンクール予選を突破しました。

西日本国際音楽コンクール予選を突破しました。音源審査でしたが、昨年5月のアジア国際音楽コンサート入選時のもので臨みました。

ミスも散見され、駄目かと思っていましたが、やはり夢舞台の修羅場を踏みたい思いは強く、素直に嬉しかったです。

本選は7月13日(土)、場所は九響の本拠地、末永文化センター大ホールです。又、曲は、昨年5月のアジア国際音楽コンサートと同じ近代フランスの作曲家ロパルツの「アンダンテとアレグロ」です。真摯に音楽に向き合い、自分自身を表現したいと思います。

そして、昨年5月のコンクールで、楽しむことが大切であることを肌で学びました。よく、スポーツ選手が大事な試合前に、「楽しんできます」ということを言われますが、同じです。今回もそれを忘れずに臨みます。

2013年6月4日火曜日

「らららクラシック」と「新題名のない音楽会」

タイトルは言わずと知れた音楽番組です。

「らららクラシック」は今年4月~毎週土曜の夜9時半~30分、放送されています。名曲を一つ採り上げ、名曲たる所以を音楽史、作曲家の生き様等の話、女性としても素敵な作曲家加羽沢美濃さんによる音楽理論的解説によって、探り、最後に日本のトップクラスの演奏家により、演奏するという流れで、毎回進行します。「英雄ポロネーズ」「トルコ行進曲」「結婚行進曲」「シューベルトの子守唄」「ペールギュントの朝」等誰でも耳にしたことがある名曲のすばらしさを再認識しています。

「新題名のない音楽会」はマエストロ佐渡裕さんの司会で進められますが、クラシックだけでなく、いろいろなジャンルの音楽を採り上げ、平易に解説することにより、すばらしさを伝えるといった内容です。

共通しているのは、むずかしいことを如何に易しく伝えるか、ということであると思います。いろいろな高齢者施設で訪問コンサートを継続拡大中ですが、まったく同じです。それが一見わかりにくいと思われがちな音楽、敷居が高いと思われがちな音楽の普及に一役買うのは間違いないでしょう。

50歳を過ぎて音大で専門的に音楽を勉強し、僭越ながら、こうした音楽番組で多くの視聴者に対し、どうわかりやすく音楽を発信するか、興味深く毎週観させていただいております。こうした番組がもっともっと増えてほしいものです。

「戦後歌謡史を振り返って~昭和20年代の名曲~」


6月4日、デイサービスセンターかすがこうえんで、利用者様の皆様にも歌や体操でご参加いただくコンサートを開催しました。今回は、初めての試みですが、タイトルの「戦後歌謡史を振り返って~昭和20年代の名曲~」をメインプログラムとしました。

まず、あちこちの訪問コンサートで行なっているキーボードの演奏をBGMとしたストレッチ、そのあと、キーボードで弾く音に合わせた「パタカラ」を行ないました。

普段から、体操や発声をされているようで、体の動き、声だしともすばらしかったです。パタカラでは、「ドミソミド」「ドミソラド」と音程を変え、テンポを変えて、むずかしいバージョンも入れましたが、ついてきていただきました。

そして、「ふるさと」を題材とした歌につながる発声練習を行ないました。まず、トランペットで、ただ譜面通り機械のように演奏し、そのあと心を込めて演奏しました(違いをよくおわかりいただき、よかったです)。そして、心を込めて演奏する為には、歌詞に描かれている情景を思い浮かべ、愛情を持って話しかけるように朗読すること、その延長線上に旋律があり、歌詞と旋律が一体となっていることを頭に置いて歌うこと、詩にストーリーがあり、メリハリをつけながら、クライマックスに向かって盛上げていくこと等が大切であるということを説明、一緒に朗読し、キーボードの伴奏で合唱しました。皆さん、大きな声で歌っていただき、会場全体が一体感に包まれ、感動しました。

更に、手足も使った発声練習として、「幸せなら手をたたこう」を「手をたたく」「肩をたたく」「足を鳴らす」「3つの動きを続けてやる」という動きを入れながら、笑顔で歌いました。

いよいよ、昭和20年代の名曲です。トランペットで曲を演奏し、トークを交えながら、キーボードの伴奏で、皆様に歌っていただきました。

戦後、人々の心に灯をともした「リンゴの唄」、同じ時期にラジオ歌謡で歌われた「みかんの花咲く丘」、爽やかな「山小舎の灯」、何とも言えない切なさが感じられる「アザミの歌」、青春の若さが感じられる「青い山脈」、悲しみを胸に秘めながら希望を歌った「長崎の鐘」、世界に誇る日本の叙情歌「夏の思い出」、元気に溢れた「高原列車は行く」の8曲でした。

又、音楽の合間に、「ラジオ歌謡」「戦後初のオリンピックと古橋広之進」「湯川秀樹ノーベル賞受賞」「昭和24年はビール1本130円」「昭和24年に¥360/US$固定相場となったこと」といった当時の世相の話を交えながら、進めさせていただきました。

それにしても、皆様、「並木路子」「川田正子」「近江俊郎」「伊藤久男」「藤山一郎」「岡本敦郎」といった歌手の名前はすぐに出てきますし、作曲した古賀政男、古関裕而、作詞したサトウハチローといったそうそうたる名前にもうなずられる方が多く、「この歌手が歌った他の名曲は?」といった話題にも発展し、そうした歌をトランペットで吹いたり、皆様と一緒に歌ったり、と大いに盛り上がりました。

更に、皆様、音楽がお好きでしたので、転調の妙が感じられる「リンゴの唄」「長崎の鐘」、ⅠとⅤで和声進行することによって、爽やかさ、純粋さを醸し出す「山小舎の灯」、借用和音を駆使した「高原列車は行く」等音楽理論的解説も交えさせていただき、ご理解いただきました。

最後に、アンコールとして、「ふるさと」をトランペットソロで演奏させていただきましたが、歌声も聞こえてきて、嬉しくなりました。

終わった後、何人かの利用者の方々から、「また来て下さいね」「楽しかった」「気取ることなく、庶民的な語り口でコンサートをしていただき、親しみを感じた」「トランペットのきれいな音色に感動した」「普段、生の音楽に接することがなく、是非、こうした活動を続けてほしい」といった声をお聞きしました。毎度のことながら、演奏家冥利に尽きます。多くの皆様に力、癒し、感動をお与えできるよう、これに慢心することなく、一層、レベル向上に努めます。

2013年6月1日土曜日

生活介護付マイホームゆきやなぎ殿創立10周年記念式典でパフォーマンスをさせていただきました。


6月1日、生活介護付マイホームゆきやなぎ殿創立10周年記念式典でパフォーマンスをさせていただきました。

写真は九大芸術工学部のオーケストラ有志による弦楽四重奏です。モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク第1楽章、パッフェルベルのカノンの演奏をお聴きいただいたあと、ご利用者の皆様約100人にも歌でご参加いただき、弦楽四重奏をバックとした「川の流れのように」「ふるさと」で会場が音楽で一杯となりました。普段、カラオケでは歌われることは多いでしょうが、こうして生のいろいろな楽器を聴きながら、歌うのは格別の感動につながるということを再認識しました。芸工オケの皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

そして、この演奏で幕を開け、いろいろな出し物の披露がありました。少年野球チームによるソフトバンクホークス応援歌の大合唱、バトントワリング、日本舞踊も楽しかったですが、圧巻は、スタッフの皆様による寸劇「白雪姫」でした。手作り感一杯であり、自ら楽しまれながらも、ご利用者目線で演じられ、お世辞でなく、すばらしいものを感じました。アットホームの大切さ、チームワークと個人プレーのバランスといった意味で、実に勉強になりました。ありがとうございました。

私のパフォーマンスですが、20分と時間が短かったものの、トークと演奏(トランペット演奏とキーボード伴奏)をさせていただきながら、ご利用者の皆様にも歌や手拍子で参加いただきました。まず、「ふるさと」を心を込めて演奏するとはどういうことか、ということをトランペットの実演で示し(トランペットによる心を込めた演奏とそうでないただ譜面通り吹く演奏の違いをご理解いただきました)、一緒に、歌詞の情景を思い浮かべ、日本語の美しさを感じながら、朗読し、その延長で歌うことにより、心が伝わるということを一緒に体感しました。更に、坂本九さんが歌われた名曲「見上げてごらん夜の星を」をトランペットで演奏し、手拍子を交えて、「上を向いて歩こう」を大合唱しました。

ゆきやなぎ殿には、9月15日の敬老会、12月25日のクリスマス会でもお世話になります。今から楽しみですし、一層のレベル向上に精進し、皆様に楽しんでいただき、有意義な時間をお過ごしいただくよう努めます。

今日、心から再認識したのは、お客様に楽しんでいただく為には、こちらが楽しむ気持ちを持つことが基本であることです。それがお客様にも伝わり、感動、力、癒しにつながります。ご利用者の皆様、ゆきやなぎ殿のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。