2013年6月16日日曜日

戦後歌謡史コンサート


今日、私と会員の牛嶋麻里子さんの二人で、グループホームさくら殿に伺い、「戦後歌謡史コンサート~昭和20年代~」を開催致しました。

お客様参加型訪問コンサート恒例の生演奏をBGMとしたストレッチ、発声練習に続いて、「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「山小舎の灯」「あざみの歌」「長崎の鐘」「青い山脈」「高原列車は行く」をトランペットソロでお聴きいただき、そのあとキーボード伴奏により、約20人の入居者の皆様と合唱しました。

トランペットを生でお聴きになる方が多く、途中、ファンファーレ、スポーツの応援等の演奏も交えて、楽器紹介もさせていただきました。

当時の世相、並木路子、川田正子、藤山一郎、近江俊郎、伊藤久男、岡本敦郎といった歌手、古賀政男、古関裕而といった作曲者の逸話も交えて、皆様が、戦後間もない頃、困難の時代に、明日への希望を持って、生きてこられた歴史を思い出され、涙を流される方もいらっしゃいました。そして、すばらしい歌が力、癒しを与えてこられたことを体感いただきました。

それにしても、当時の歌は戦争中に多く歌われた軍歌から打って変わって、のびやかな情感、前向きな気持ちにつながる溌剌さ等がにじみ出ており、更に、歌い手さんの皆様は本格派が多く、すばらしい表現力をお持ちであったのを強く感じました。

これからも、音楽を心に、豊かで楽しい人生をお送りいただきたいと思います。再度、皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

そして、最後になりましたが、司会進行、健康体操リード等で、ほのぼのとした雰囲気を作って下さった牛嶋さん、ありがとうございました。これからもどうか宜しくお願い致します。

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