2013年7月23日火曜日

「また来てね」「昔が懐かしくなり、楽しかった」「生が一番」






 
 
タイトルは以前にも使用しましたが、介護付有料老人ホームケア・ラポート野間殿にて、訪問コンサートを開催させていただき、終了後、多くの入居者の皆様から掛けられたお言葉です。
 
「戦後歌謡史を振り返って~昭和20年代の名曲~」という内容で行ないました。
 
いつものように、腹式呼吸の練習、キーボードに合わせたパタカラを行ない、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めていただきながら、朗読のあと、歌っていただきました。
 
そして、メインは昭和20年代の名曲、「リンゴの唄」「みかんの花咲く丘」「山小舎の灯」「あざみの歌」「青い山脈」「長崎の鐘」「夏の思い出」「高原列車は行く」をトランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜましたが、皆様、戦争、戦後の動乱期でご苦労された方々であり、改めてそうした方々に対し、尊敬の念を覚えました。
 
この施設は2度目の開催でしたが、前回同様、大きな声が聞こえ、すばらしいものを感じました。又、多くの利用者の方々と、心の通ったふれあいをさせていただくようになりました。冒頭に書かせていただいたように、終了後、「また来てね」「昔が懐かしくなり、楽しかった」「生が一番」といったお声を掛けていただきました。正に、演奏家冥利に尽きます。素直に嬉しかったです。何人かの入居者の方々から、見送りいただきましたし、チラシもほしいと言われ、お渡ししました。是非、多くの皆様に普段から音楽のすばらしさを体感していただきたい、楽しんでいただきたいと願っております。
 
次回は8月30日(金)に開催させていただきます。再会を楽しみにしています。
 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿