2013年7月7日日曜日

プラハ放送交響楽団による「我が祖国」全曲コンサートから学ぶこと

アクロス福岡で、プラハ放送交響楽団(指揮オンドレイ・レナウト)によるスメタナ作曲「我が祖国」全曲コンサートを聴きました。

失礼ながら、プラハ放送交響楽団は世界的に一流オーケストラとは認められていませんし、チョコ国内でも、チェコフィルやプラハ交響楽団より下に見られています。

しかし、すばらしい感動的な演奏でした。音一つ一つに魂が入っており、いい意味で、国を愛する心が伝わりました。

何故か!音楽は技術だけでなく、心、気持ちが大切ということだと思います。プロに対して、これも失礼ですが、高校野球を観て、プロ野球にない感動が感じられるのと同様でしょう。

私に置き換えると、私程度の演奏家は掃いて捨てる程、います。しかし、企業で言えば、オンリーワンを目指す施策が必要でしょう。MDCが現在力を入れている訪問コンサートも同様です。お客様に歌、体操、ストレッチ等で参加いただき、音楽のすばらしさを共有し、会場を一体感に包む、というコンセプトで開催しておりますが、是非、継続拡大していこうと思います。

又、7月13日に出場する西日本国際音楽コンクールも同じです。先日、西日本新聞に出場者が顔写真入りで紹介されていましたが、若手の登竜門であり、中高年は私のみです。しかし、だからこそできる演奏、人生経験を反映した演奏というのもあると思います。音楽性は年齢とともに変わりますし、深みを増します。過度な緊張がないよう、楽しむ気持ちを持って、音楽に真摯に向き合い、自分自身を表現するよう努めます。曲は昨年5月のアジア国際音楽コンサートと同じロパルツ作曲「アンダンテとアレグロ」です。

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