2013年10月28日月曜日

デイサービスかすがこうえん殿ですばらしい時を持つことができました。







 
 
デイサービスかすがこうえん殿にて、「戦後歌謡史を振り返って~昭和30年代の名曲~」という内容で、訪問コンサートを開催させていただきました。この施設、3回目になりますが、いつもながら、声が沢山で、正に、MDCが目指す双方向性あるコンサートになります。
 
14時開演であり、13時15分頃着き、準備をしていたところ、皆様から、「楽しみにしていました」「待っていました」といった声を掛けていただき、観られていたテレビを消され、早くいろいろやってほしいとおっしゃられ、楽器紹介やいろいろな曲の演奏をさせていただきました。
 
本番は、まず、いつものように、パタカラを音楽的に行ないました。最初、もう一つ声が出ず、「大きな声で笑顔で歌いましょう!」と話したところ、途端にどんどん声が出るようになりました。そして、「ふるさと」を題材として、心を込めた演奏とそうでない演奏をトランペットで実演し、皆様にも、日本語の美しさを噛み締めて朗読していただいてから、歌っていただきました。更に、これも定番となっている「幸せなら手をたたこう」を身振り手振りも交えて、楽しんでいただきました。お世辞でも何でもなく、皆様、声がとても出ており、すばらしいものを感じましたし、何より明るく、笑顔が絶えず、実に気持ちよくできました。
 
メインは昭和30年代の名曲、「ここに幸あり」「高校3年生」「いつでも夢を」「寒い朝」「こんにちは赤ちゃん」「学生時代」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」をトランペットで演奏し、皆様にも大きな声で歌っていただきました。途中、当時の世相や歌手、作曲家の話を織り交ぜましたが、皆様にとって、懐かしい思い出が詰まった曲ばかりとのこと、何度もお会いした方々との心の通ったとても楽しいふれあいの時を持つことができました。
 
アンコールも15分くらい続き、実にすばらしい空間となりましたし、中に、クラシック音楽がお好きな方もいらっしゃり、音楽談義に花が咲きました。そして、普段、寡黙な方が突然、歌われ、音楽が力になったのを感じ、私自身、感動しました。
 
終了後、「楽しかった」「次はいつですか」「また来て下さいね」といったお声を掛けていただきました。正に、演奏家冥利に尽きますし、素直に嬉しかったです。帰り際には、拍手や握手の連続、芸能人気分になりました(笑)。
 
 

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